植毛

誰もが気になる“植毛後の経過”

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植毛は薄毛対策における確実で最善の方法ですが、増毛やウィッグのようにすぐフサフサになるというわけではなく、むしろ自然な髪の毛になるまで時間がかかります。

術後の経過で植毛部分に毛が見られないと不安になる気持ちも分かります。

「shokumou-omline]の運営スタッフである私は植毛経験者で、同じように術後の経過でジリジリと焦った経験があるのですから。

もし、樹後の経過について詳しく知っていれば、たとえすぐに生えなくても焦ることはなかったと思います。したがって、植毛してもけっして焦らないでください。私は現在、植毛した部分がフサフサになっています。これは私だけでなく植毛した人ほとんどに共通していることです。

大切なのは施術後の正しい知識。

そこで今回は「誰もが気になる“植毛後の経過”」と題し、植毛施術後の経過と要点をまとめて解説します。

施術後3日は絶対に無理をしない!

施術後の経過でもっとも大切なのは移植した毛包が定着するまで。

この間、移植した毛包に対して悪影響を及ぼすことをすると、せっかく施術したのに毛包の定着率が悪くなり、その後の毛の生え方が不揃いになってしまいます。

植毛施術で失敗した、という例はまったくないわけではありませんが、その理由は医師の技術だけでなく施術後の患者自身が招いているケース(経過)もあるのです。

 

植毛の施術方法は2種類あり、それぞれに術後の経過で注意しなければならない点は異なります。施術後、ゆっくりと休養が取れない人は事前に医師と相談することをお勧めします。

 

施術後の経過をみて定着さえ乗り切ってしまえば植毛は特別なメンテナンスは必要としません。

これが植毛のひとつのメリット。

毛包が定着するまでの期間は個人差もありますが1週間から1ヶ月程度。

経過に問題がなければ1年後には植毛効果をはっきりと実感できます。

 

施術後にすぐ活動したい人は経過からみても「FUE法」が最適

植毛の施術方法には後頭部の毛包が詰まっている部分をメスで切り取り、毛包をドナーとして移植する「FUT法」と、パンチグラフトという器具で毛包だけをひとつずつ抽出し、そのまま薄毛の部分に移植する「FUE法」があります。

 

施術後、すぐに活動しなければならない状況の人に向いているのは経過からみても「FUE法」ですね。

 

毛包を抜いて移植するので痛みは若干残りますが、施術の翌日から活動できます。ただし移植した部分はそれなりに出血するので赤いボツボツが残るので経過をみながら冷静な行動をしたほうがいいと思います。

 

FUT法は移植した赤いボツボツ状態になるだけでなく、後頭部にメスが入って縫合しているため、個人の経過にもよりますがだいたい3〜4日の安静が必要です。この間、縫合部分に刺激を与えないようにするため、仰向けで寝られないのも辛いところ。

 

術後の経過で定着までのことを考えるとFUE法が優れているように思えますが、FUE法はひとつずつ抽出するという手間があるので必然的に植毛できる数が限られてきます。

広い面積に植毛する場合はFUT法が効率的となるので、薄毛の症状や経過に合わせて選ぶようにしましょう。

 

激しい運動や飲酒は厳禁

施術後の経過でもっとも気をつけなければいけないのは血管の拡張

植毛といっても外科医による手術に変わりありません。施術後に激しい運動や肉体労働をすれば心拍数が上がり、血管の拡張を促します。毛包の移植部分まで広がってしまえばせっかくの施術もムダになる可能性があります。

また工事現場などでヘルメットを被る職種の場合、大きめのヘルメットを用いて頭皮への圧迫を少なくすることも大切です。すでに赤いボツボツが固まっている状態でも圧迫から出血することもあるので、経過をみるというよりはヘルメット内部または移植した部分にタオルを巻くなどの工夫をしてください。

 

そして、もっとも経過を意識する際に注意しなければならないのは飲酒

 

アルコールが体内に入れば血行が促進されるため、手術跡から再出血する例はけっして少なくありません。またアルコールによって腫れがひどくなるケースもあります。

 

たとえ施術が成功したからといって植毛祝いと称し、経過を無視してアルコール摂取することは止めるべき。一時の開放感による飲酒はせっかくの植毛施術を薄めてしまう反作用があることを覚えておいてくださいね。

なお、飲酒は術後の翌々日から許可されるはず。

経過と飲酒の許可は必ず医師に確認してください。

 

施術後1ヶ月経過までは難関をクリアすべし!

施術後1週間から1ヶ月は経過期間としてもっとも辛い時期。

これはFUT法もFUE法も変わりありません。

ただし、この時期を乗り切ってしまえば身体的に辛いことはなくなり、あとは植毛した部分から毛が生えてくるのを待つだけです。増毛やウィッグなどと違って定期的なメンテナンスは必要としないので、日常的な生活を送ることができ、費用の追加も必要ありません。

 

毎日、鏡を見て産毛の成長経過を楽しんでください。

 

個人差はありますが3ヶ月経過すると産毛が生えてきます。それまで薄かった、あるいはまったく毛がなかった部分を触ってザラザラする感触にきっと感動するはず。

後は毛髪によくない生活習慣や食生活に注意するだけです。

1年経過するとみっしりと生え揃い、周囲からは「毛、増えたんじゃない?」と言われる瞬間を楽しみに待ちましょう。

 

かさぶたが痒くなる前に痒み止めで対処

毛包移植による頭皮の出血、すなわち赤いボツボツは2〜3日経過で褐色に変わり、その後はかさぶたになります。

このかさぶたができる時期、施術後の痛みより辛く感じるはず。

 

とにかく痒いのです。

 

他の傷跡でもかさぶたができる頃は痒くなりますが、それが1000以上もあるのですからたまりません。掻きたいけれど描いたら傷口が開き、せっかく移植した毛包が定着しなくなる、と分かっていても掻きたくなるのが人情。

 

理性では掻かないようにしていても、怖いのは寝ている時やクセで無意識に掻いてしまうこと。

 

痒みに対して不安を覚える人は植毛したクリニックで痒み止めの処方箋をもらってください。これが痒みの期間を乗り越える最善策です。

なお、施術後の翌々日には洗髪することもできますが、最低1週間は頭皮をごしごし擦るのは厳禁で、シャンプーを薄めたぬるま湯をかける程度にしてください。痒いからといって熱いシャワーを直接当てると血液循環が激しくなって毛包が育たなくなる可能性があります。

 

術後に髪が抜けても一時的な現象であることを覚えておく

術後の経過、最後の難関は「抜け毛」です。

個人差はありますが、施術後約1ヶ月の間に抜け毛が激しくなります。肉体的なダメージはありませんが、薄毛に悩んでいる人にとってはヘコむ現象ですね。

 

結論から言うと、この抜け毛は一時的な現象で、植毛した人はほとんど経験します。

したがって抜け毛が多いと感じても慌てず騒がず落ち着いてください。

 

1ヶ月以内に抜けるのは植毛した部分と既存毛の両方です。施術の際、頭皮には部分麻酔をかけます。植毛施術の時に無痛なのはこの麻酔のおかげですが、麻酔の効果がなくなると一気に頭皮を刺激します。

その結果、既存毛の一部がヘアサイクルを早めてしまい、抜け毛になるわけですね。これをショックロスといいますが、一時的な現象なので医師はとくに抜け毛対策を行いません。

また植毛部分からの抜け毛もショックロス同様、ヘアサイクルが早まっただけなのでこちらも医師から特別な治療があるわけではありません。

 

この抜け毛が終わって約2ヶ月が経過すると、待望の産毛が毛包から生えてきます。

 

施術後の約3ヶ月間、薄毛で悩む人には長い期間となりますが、その後に生え続ける毛は手入れをきちんとすれば一生モノにすることもできます。くれぐれも焦らないでくださいね。

 

まとめ

薄毛の人にとって施術後の経過は大変、長く感じると思います。

とくに施術後の一連の難関をくぐり抜けた後、植毛した部分から産毛が生えてくるまでは何もすることがなく、また変化もないので植毛に関してはちょっと気が抜けた期間になるでしょう。

しかし移植した毛包内では毛乳頭が毛細血管から栄養を吸い上げ、一生懸命、細胞分裂を行って毛を押し上げている最中です。頑張っていることを信じて、いらいらせずに待ってあげてください。

イライラは髪によくありません。

その間、薄毛では難しかったヘアスタイルを模索してみるのも沈黙の2ヶ月間を経過させる良策となります。

フサフサになった髪を想像し、今度は薄毛ではなくヘアスタイルの選択で悩む時間を過ごせるようになれば、きっと楽しい気分になれます。

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