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誰もが気になる「植毛の成功率」について調べてみた

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自毛植毛の施術で成功を意味するのは株の移植の段階で定着率が平均値を上回り、事前のカウンセリングでデザインした通りの植毛が行われた時です。

したがって自毛植毛の成功率は医師の技術に因るところが大きく、自毛植毛全体で算出できる統計ではありません。

それでも自毛植毛の施術を受ける人にとって成功率と言う言葉には不安をかき消す魅力があります。

そこで今回は「誰もが気になる「植毛の成功率」について調べてみた」と題し、自毛植毛の施術における成功率に関して考察していきます。

カギを握るのは医師の技術と経営方針

自毛植毛の専門用語に定着率(生着率)という言葉はあっても成功率という言葉はありません。

自毛植毛の施術は審美目的の外科手術なので、たとえ患者が不満足、不成功と考えていても医師が成功した、といえば医師の成功率アップにつながるわけです。

 

したがって、患者側は何を持って成功率と呼ぶか、どのような不満が生じると不成功になるのか、しっかりと見極めて医師を選ぶことが大切です。

 

クリニックによっては狭い範囲で有効なFUE方法を広面積の施術に使って、患者の貴重で限りある株を大量に採取、植え込み際に20〜30%もロスさせるところもあります。

自毛植毛の施術を受ける際、必ず医師と事前カウンセリングを行います(医師以外とカウンセリングを行うところは最初から除外してください)。その時に1平方cmで40株を基準とし、この基準値を大幅に上回って施術しようとするクリニックは患者にとって成功率を下げるだけです。

 

FUT方法のメリットである「縫合跡を目立たせない最新技術」

施術方針はクリニックによって異なります。

FUT方式を勧めるところもあれば、FUE方法を基本として独自の技術を盛り込んでいるところもあり、さらにはFUE方法で植毛ロボットを導入していることを強く打ち出しているところもあります。

 

それぞれメリットとデメリットがありますが、メリットを成功率としてデメリットを失敗率と考えるのは誤り。患者が成功率と捉えるのはデメリットを医師の技術によっていかに低く抑えるか、それを見極めるのが正解です。

 

たとえばFUT方法は優良なクリニックであれば定着率90〜95%を保つことができます。しかしドナー株採取のために後頭部や側頭部の頭皮を一部切り取らなければなりません。そして切り取った跡は縫合します。

失敗率とは縫合跡が雑で目立ってしまうことで、成功率とは縫合跡が極力目立たないことになります。

 

この縫合跡はFUT方法の大きなデメリットですが、最近は縫合における技術進歩が目覚ましく、縫合跡が最小限に抑えられるトリコフィティック縫合閉鎖法という施術方法が開発されています。

 

頭皮の切り取った部分にトリコフィティック縫合閉鎖法を行うクリニックを探すことがFUT方法の成功率を高めることにつながります。

 

採取跡の白い点状を目立たせないFUE方法の最新技術

FUE方法はパンチグラフトという専用器具を使って移植するドナー株をくり抜きます。FUT方法のように頭皮を切り取らないのでクリニックによっては「メスを使わない自毛植毛」と謳っているところもありますが、採取跡が残らないわけではありません。

頭皮から株を採取すると、その部分には株が二度と生成されないのでFUE方法であっても採取した部分は白い点状になって残ります。ドナー株採取の際、直径1mm前後のパンチグラフトを使うので、白い点状は直径1mmよりもやや大きくなります。

 

したがって患者が高い成功率と感じるのは白い点状が目立たないこと。

 

FUE方法もFUT方法同様に自毛植毛の技術を進歩させており、最近では直径が0.6〜0.7mmと採取跡を小さくするパンチグラフトを使用するクリニックが増えており、以前は75〜85%とFUT方法よりも劣っていた定着率を90%以上まで高めたところもあります。

逆に自毛植毛の技術力が未熟な医師がFUE方法で施術すると採取する部分が不均等になってしまい、白い点状が目立って成功率を下げることになります。

FUE方法で高い成功率を実感するのであれば、どのようなパンチグラフトを使っているのか調べることがコツです。

 

まとめ

自毛植毛の施術における成功率は医師任せとなりますが、施術後の成功率を高めるのは施術を受けた患者自身です。

施術後、なにより大切なのは植え込んだ株を定着させること。

そのためには患者自身が神経を使って守らなければならないことがたくさんあります。

施術後の間違った洗髪方法、包帯も取れていないうちの飲酒、安静を保たずに過度な労働や運動をする、これらの行動は確実に成功率を下げます。

また定着した後でも不規則な生活習慣やバランスの悪い食事を取っていては毛母細胞に栄養が行き渡らないので植毛部分だけではなく既存毛も抜け落ちていく可能性があります。

自毛植毛の本当の成功率は、植毛した部分から元気な毛がきちんと生え、自然なヘアスタイルが作れたと実感できた時です。

 

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