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自毛植毛は術後どれくらい安静しないといけないの?

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自毛植毛の施術は頭皮に麻酔を打つので施術中に大きな痛みはないし、施術中はTVも見られて施術後はその日のうちに帰宅できますが、あくまで外科手術のひとつです。

施術にはメスも使いますし出血も伴います。したがって自毛植毛施術後は絶対に安静が必要。

とはいえ、どのくらいの期間を安静にして、日常生活ではどのような制限をすればいいのか?

実際に自毛植毛施術を受ける際には医師との事前カウンセリングで施術後のそれを教えてもらうことができますが、これから自毛植毛を試みようとしている人にとっては知りたい部分でもありますね。

shokumou-onlineでスタッフの1人として働いている私も自毛植毛の施術を受けたいけれど、どのくらい休めばいいのか、施術後のそれが分からず躊躇した覚えがあります。

そこで今回は「自毛植毛は術後どれくらい安静しないといけないの?」と題し、自毛植毛の施術後の安静期間、日常生活における注意点を解説します。

自毛植毛施術後は1週間の安静期間を取っておくことが大切

自毛植毛の施術にはFUT方法とFUE方法があります。

FUT方法は男性型脱毛症、いわゆるAGAの影響を受けにくい後頭部から元気な髪が生えている毛根部分(これを株またはグラフと呼びます)を皮膚ごとメスで切り取り、そこから株を採取して薄毛やハゲている部分に植え込む自毛植毛の方法です。

FUE方法はパンチグラフトという専用の器具を使って株をひとつずつ抽出、その後はFUT方法と同じように植え込む自毛植毛の方法です。

FUT方法で切り取る頭皮の大きさは移植する株数にもよりますが、一般的には縦1cm、横10〜15cm程度。また深さも3〜4mm程度ですぐに縫合するため、絶対安静にする必要はありません。

 

しかしFUE方法に比べればやはり縫合している分、施術後の安静期間は長くなります。

 

FUT方法とFUE方法の施術後安静期間は縫合の部分だけが異なり、他の注意点は共通しています。

 

たとえ痛くなくても自毛植毛施術後の跡が残る

施術後はどちらの方法でも自毛植毛した部分が赤くボツボツと跡が残ります。これは株を移植した際の出血跡ですが、すでに出血は止まっている状態なので心配はいりません。

 

FUE方法は後頭部にメスを入れていないので、クリニックによっては施術後、事務的な仕事であれば翌日からでも可能としているところもありますが、この赤いボツボツが施術後、すぐに消えるわけではありません。

1人だけで仕事をしている状況であれば赤いボツボツがあっても誰かに見られることはないですよね。

 

しかし会社勤めをしている人であれば訝しがられるのは必至。

 

自毛植毛を知っている人であればすぐに指摘されるか、本人のいないところでウワサ話のネタにされる可能性も十分にあります。

 

自毛植毛の施術後の赤いボツボツがカサブタになるまで約3〜4日。

 

さらにカサブタが剥がれ落ちるまでは約1週間かかるので、他の人に自毛植毛したことを知られたくない人は施術後、1週間は仕事を休んだ方が賢明です。

 

肉体を使う仕事の人は自分の体力を過信しないこと

自毛植毛の施術後の赤いボツボツだけが目立つのであれば、それを隠すために何か被ればいいじゃないか、と思う人も当然いるでしょう。

しかし帽子やカツラを被ると蒸れてしまい、せっかく自毛植毛施術で植え込んだ株の施術後定着率が悪くなるだけでなく雑菌が繁殖、感染症にかかる恐れがあるので被り物は厳禁です。

 

とくに体を激しく使う仕事に従事している人はヘルメットを被ったり帽子の着用を義務付けられたりと、必然的に被り物をしなければなりません。しかも肉体労働で体力があるから自毛植毛施術後の翌日から動けるはず、と過信している人もいます。

 

しかし肉体労働をすれば当然、血流が激しくなるのでカサブタにもなっていない赤いボツボツから出血する可能性があります。もちろん被り物の下の頭皮に汗をかくことも植毛した株に悪影響を与えます。

また施術後、翌日から3日ぐらいまでは頭皮に注射した麻酔薬が少しずつ降りてくるので瞼や顔が腫れる場合があります。

これも一時的なもので施術後1週間もすれば元に戻るのですが、やはり外回りの営業職などは人にあまり見せられる顔ではないので、どのような職種であっても自毛植毛施術後は1週間ほど休むことをお勧めします。

 

生活習慣で自毛植毛のために注意したいポイント

自毛植毛施術後、1週間の安静期間があれば植え込んだ株の定着率が高くなりますし、周囲の人に自毛植毛施術がバレる可能性も低くなります。

ただし、その安静期間でも日頃と同じ生活習慣を送っていいというわけではなく、いろいろな制限があります。

とくに気をつけたいのが無意識で行ってしまう生活習慣。

 

自毛植毛施術直後は植え込んだ株が定着していないため、その部分を擦ると株が抜け落ちてしまう可能性があります。寝る時は仰向けで植毛した部分を布団に触れないようにするのが原則ですが、後頭部の頭皮を切り取るFUT方法では傷口を枕に接触させることもできません。

 

寝る時には傷口と自毛植毛部分を接触させない工夫が必要です。

自毛植毛施術後、2〜3週間も経てば普段と変わらない生活を送るようになれます。それまでの間はちょっと我慢してくださいね。

 

植毛部分の痒みが止まらない場合は痒み止めを用意しておく

無意識の行動でもっとも怖いのは赤いボツボツがカサブタになって痒くなってくる頃。

膝や肘を擦りむいてカサブタになった時の痒みを思い出すと、植毛した部分の痒みが想像できるでしょう。しかし肘や膝のカサブタを掻いてしまって強引に剥がした時、治りが遅くなるのは誰でも知っていることですね。

 

株の植え込まれたところを掻いてしまえば出血するだけでなく株が抜け落ちてしまう可能性もあります。

 

意識しているうちは我慢できますが、寝ている時などは無意識のうちに掻いてしまうこともあるでしょう。あまりに痒い時は医師が痒み止めを処方してくれるので、掻いてしまうことが心配の人は事前に医師へその旨を伝えておくことを忘れないようにしてください。

 

最初の植毛部分の洗髪はぬるま湯で汚れを洗い流す程度に

生活習慣で気になるのが入浴と洗髪ですね。

自毛植毛施術の翌日は入浴と洗髪は控えるようにしてください。入浴は血行が良くなるので株を植え込んだ部分やFUT方法で切り取った頭皮の縫合部分から出血する場合があり、洗髪は株を洗い落としてしまう可能性があります。

ただし、洗髪は既存毛のAGA進行を遅らせるためにも必要なケア。

 

あまり洗髪せずにいると頭皮に油脂や雑菌が溜まって育毛を妨げる結果につながります。

 

施術後、3日目からは入浴もできますが、まずはシャワー浴から始めてください。その際、洗髪でシャンプーを使うのは既存毛部分だけにして植毛部分は軽くぬるま湯だけで洗い流すようにすれば定着率を高めることができます。

 

本格的にシャンプーで洗うのはカサブタが取れてからにした方が無難です。

 

その他の制限としては飲酒や食事もあります。

飲酒はとくに禁止されているわけではありませんが、やはりアルコールが体内に入れば血流が良くなります。他の部分で血行が良くなることを防いでもアルコールを摂取しては自毛植毛施術が台無しです。

食事も禁止事項はありません。しかし飲酒同様、辛いものや脂っこい料理を食べるのは植毛部分に悪い影響しか与えません。施術後、株が定着するまでは刺激の強い食事を避けた方がいいですね。

 

まとめ

仕事への復帰を急ぐ場合、自毛植毛施術の時期に合わせて髪全体を伸ばしておくことが植毛部分を隠すコツになります。

とくに生え際の自毛植毛や後頭部のFUT方法における縫合跡はある程度、髪で隠すことができ、髪が長ければ髪にふりかけて地肌を目立たなくさせるパウダーも使用可能になります。ただしパウダーを使う際はどの部分にかければいいか医師と事前にカウンセリングを行ってください。

自毛植毛の施術後の顔や瞼の腫れはアイスノンや冷やしたタオルを当てることで腫れを落ち着かせられるでしょう。

仕事を休むと不安になる人の場合、最低限2〜3日だけ休んで復帰した方が髪へのストレスを回避できる場合もあります。

必ず1週間休まなければならないという基準はありませんので、医師と相談の上、施術後の安静期間を決めてください。

 

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