植毛

自毛植毛の経過をわかりやすくまとめてみた

投稿日:

自毛植毛はカツラや増毛のように一気にボリューミーな髪になることはありません。

個人差はありますが、自毛植毛した髪が生え揃うまでの経過は約6〜8ヶ月かかります。

かなり長いですね。

しかし、一度施術してしまえば経過の過程で抜けてもまた生えてきますし、カツラや増毛のように買い替えやメンテナンスの必要がなく、ナチュラルな髪型を自由に楽しめます。

このサイトの運営に関わっている私も生え揃うまでの経過はジリジリと焦りましたが、育毛が自然なので周囲に植毛していることを悟られず、しかも生え揃う前に周囲から「あれ?髪の毛、濃くなっていない?」と言われ始めて内心、声を上げたいほど喜んだのを鮮明に覚えています。

そこで今回は「自毛植毛の経過をわかりやすくまとめてみた」と題し、施術から生え揃うまでの経過を解説します。

自毛植毛の方法は異なっても移植部分の経過は同じ

自毛植毛の施術方法には、株のドナー採取のために後頭部や側頭部の皮膚一部を切り取るFUT方法と専用のパンチで株だけを抽出するFUE方式があります。

自毛植毛した部分の経過は変わりませんが、ドナー採取の部分では若干異なるので施術前にクリニックの医師とよく相談してから施術方法を決めてください。

 

FUE方法は1株ずつ抽出するので施術後にボツボツと抽出跡は残りますが、次の日から事務仕事であれば復帰できますし、体を使う仕事でも2〜3日の経過で復帰できます。しかしFUT方法は頭皮の一部を切り取って縫合しているだけに施術経過後は1週間程度の安静が必要で、10日から2週間後には抜糸しなければなりません。

 

ただしFUE方法は株採取のため、後頭部の髪を短くする必要がありますが、FUT方法は長いままでも施術が行え、採取した跡は髪で隠すことができます。

どちらにもメリット・デメリットがあるということですね。

では、以下に自毛植毛施術後の経過と注意点を記します。

 

自毛植毛施術翌日

施術直後の経過では鎮静剤が効いているのでFUT方法の切り取った部分やFUE方法の抽出した部分の痛みはありませんが、翌日になると人によっては若干、ズキズキと痛むこともあります。

また自毛植毛した部分、あるいは抽出した部分はボツボツと赤い斑点になっているため、見た目もあまりきれいではありませんが、帽子などをかぶるとせっかく植毛した株が抜けてしまう可能性があります。

 

見た目が悪くても我慢してください。

 

同様の理由で頭髪を洗うのも厳禁。どうしても風呂に入りたい場合は首から下のシャワーだけに留め、頭髪はぬるま湯をかける程度にしてください。当たり前の話ですがタオルで頭皮をごしごし擦れば株が抜け落ち、自毛植毛の施術とそれにかかった費用が台無しになりますので気をつけて。

自毛植毛は外科手術です。

 

株が小さくても植え込むためにはメスを皮膚に入れるわけですから当然、出血します。赤いボツボツとした斑点はその出血跡です。時間が経過すればカサブタになるので見た目はきれいでなくても気にする必要はありません。

 

自毛植毛施術後経過3〜4日

自毛植毛経過中、赤いボツボツとした斑点はこの頃からカサブタになり始めます。カサブタ形成期のため、まだ痒くなることはありませんが、株が完全に定着するまでには時間がかかるので、まだ帽子を被ったりシャワーを当てたりするのは避けた方が賢明です。

 

なお、この時期にはまぶたの腫れを訴える人がいます。

 

とくに額の生え際や前頭部に自毛植毛を行った人に見られる傾向で、施術の失敗という不安が広がるのはもっともな話ですが、これは施術の際、頭皮に使った麻酔が重力によってまぶたまで降りてきたことが原因です。

心配する必要はありません。

自毛植毛経過中、まぶたの腫れをできるだけ抑えるためには就寝時、仰向けに寝て少し枕を高くする、アイスノンなどでまぶたを冷やすなどの方法があります。

 

この腫れは1週間程度で治りますが、それでも治らない場合は医師に相談してください。

 

自毛植毛施術後経過1〜2週間

施術経過中、10日前後すると植毛した部分がカサブタになります。
この頃からカサブタ部分に痒みが走ります。

傷がカサブタになり、治りきらないうちに搔きむしればそこから流血するのはご存じの通り。しかし自毛植毛後のカサブタを掻きむしると流血するだけでなく、植え込んだ株まで抜け落ちてしまいます。

 

どうしても痒みが止まらず仕事に集中できないなど日常生活に支障が出るようであれば医師に相談してください。内服の痒み止めを処方してくれます。

 

自毛植毛施術後の経過で市販の保湿クリームを塗るという方法もありますが、どのような保湿クリームなのか医師に報告、判断を仰いでから使った方が賢明です。

 

自毛植毛施術後経過1〜4ヶ月

この時期になると肌の赤みも取れて植毛した株がはっきりと分かるようになります。頭皮と髪を普通にシャンプーしても構いませんし、とくにケアを必要としません。

また株に生えていた毛が抜け落ちることがありますが、これは株を移植したことによって毛が休止期に入ったために抜けるので心配する必要はありません。自毛植毛の効能は植えつけた株の毛ではなく、その株から新しく生えてくる毛にあるのです。

 

ただし、自毛植毛経過1〜4ヶ月の間、施術したすべての人に当てはまるわけではありませんが、ショックロスを発症する場合があります。これは植毛した株の部分からだけでなく、それまでの既存毛も抜け落ちてしまう症状です。

 

自毛植毛経過の中でショックロスの原因は今のところ解明されていませんが、頭皮に麻酔をかけたことや株の抽出などが影響しているのではないかといわれています。

抜け毛の量を見ると多く感じますが、実際はヘアサイクルで休止期に入った既存毛が抜けただけで見た目、それほど変わっていないはずです。

医師も既存毛のヘアサイクルが1回早まっただけという見解で、とくにショックロスが起きたからといって治療を施すわけではありません。自毛植毛施術経過で株が損傷しているわけではないので、自然に元通りになります。

 

自毛植毛施術後経過6〜8ヶ月

この時期に入ると、植え込んだ株から力強い新しい毛が生えてくる様子をはっきりと見ることができます。

ヘアスタイルを整えるくらいまで伸びるのは1年ぐらいかかりますが、8ヶ月目ぐらいに既存毛を短くしておけば新しい株から生えた毛と長さを揃えることができ、よりナチュラルなヘアスタイルを実現できます。

 

自毛植毛施術後経過1年

自毛植毛経過で本当の完了は施術後1年といわれています。

株から成長した力強い髪が既存毛と同調した時、自毛植毛のメリットを実感できるはずです。

 

ただし、新しい髪がイキイキとしているからといって頭皮へのケアを忘れると既存毛が薄くなり、自毛植毛部分とのバランスが悪くなって別の場所に施術をしなければならなくなります。

 

せっかく高いお金を出して施術を行ったのですから頭皮にダメージを与えるようなことは避け、スカルプケアのシャンプーなどを使って毛髪の状態を整えるようにしましょう。

 

まとめ

自毛植毛の経過を見ると、もっとも注意しなければならないのは施術後経過の1週間、次いで経過1ヶ月間であることがわかります。この時期は植え込んだ株が安定していないので、できるだけ株を着床させることに集中してください。

寝る時も株を植え込んだ部分は枕に接触させないなどの工夫が求められます。

施術後経過、最初の1週間が株の着床への注意であることに対して、最初の経過1ヶ月は抜け毛で感じる不安への対処です。高額な施術だったのに抜け毛が多いとそれが精神的なストレスとなってしまい、既存毛へダメージを与える場合もあります。

抜け毛はあくまで施術の経過で当たり前のこと、と思ってなるべく考えないようにしましょう。

私の経験から言うと、抜け毛が見られる施術後経過1ヶ月から株に新しい毛が生えてくる施術後経過4ヶ月目頃までがもっとも長く感じられる時期です。しかし、ここで焦ったからといって育毛が早まるわけではありません。

この時期、焦るよりもフサフサになった髪をどのようなスタイルにするか考えていた方がずっと健康的です。

自毛植毛の経過では株を安定させることと同じくらい、焦らないことも大切なのです。

-植毛
-,

Copyright© shokumou-online , 2018 All Rights Reserved.