植毛 知識

植毛直後に注意すべきポイント

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自毛植毛は薄毛やハゲに福音をもたらす最良の対処法です。

AGA(男性型脱毛症)治療薬は効果に個人差がありますし、ウィッグや増毛は定期的なメンテナンスを欠かすことができず、なにより自分の毛でないという欠点があります。

その点、自毛植毛は必ず自分の毛が生えてきて、しかも施術直後だけ注意すればメンテナンスフリーとなります。

そこで今回は自毛植毛の経験者であり、このサイトを運営しているスタッフの1人である私が「植毛直後に注意すべきポイント」と題し、施術直後に注意するポイントの説明をします。

施術直後はとにかく安静にすることを心がける

自毛植毛、といっても髪の毛を植えるわけではありません。

毛を生やしている毛根部分を採取し、薄毛やハゲの部分に移植するのが自毛植毛です。この毛根部分を自毛植毛では株(またはグラフト)と呼びます。採取するのはAGAの影響を受けにくい側頭部や後頭部です。

採取方法には株をくり抜くFUE方法と頭皮の一部を薄く切り取ってそこから株を採取するFUT方法がありますが、採取した株を植え込む方法はともに頭皮へ小さくスリットを入れ、そこに入れることに変わりはありません。

植え込まれた株はやがて毛根底部にある毛乳頭が頭皮下の毛細血管とつながり、栄養分を吸収して毛母細胞を分裂させ、毛を育てていきます。

 

これらの過程で患者が注意するのは株が定着して頭皮下の毛細血管とつながるまで、とにかく安静にすることです。

 

植え込んだ株は施術直後、定着していないので内外からのわずかな刺激でも抜け落ちてしまいます。せっかく長い時間と高い費用をかけて施術したのに直後の不注意で植毛した株が抜け落ちてしまっては泣くに泣けません。

以下の点に注意して施術直後は株が定着するまで刺激を与えないようにしてください。

 

就寝時や洗髪時は外部からの刺激を受けやすい時

外部から頭皮への刺激は株がもっとも抜け落ちやすくなる要因です。

 

施術の翌日から洗髪する必要がありますが、その際も髪をごしごし擦るのはもちろんのこと、シャワーを直接植毛部分に当てるのも厳禁です。体温よりやや温かめの温度(38〜39℃)に調節して後頭部からシャワーを当て、頭を下げるようにして流す程度の洗髪を行わなければなりません。

寝る時も植毛部分を枕やシーツに擦り付けないように注意することが求められます。頭頂部であれば寝返りをうっても擦れることはありませんが、額の生え際に植毛した場合は寝返りで接触することがあるので頭が沈み込むような柔らかい枕ではなく、寝返りをうっても額が接触しない固い枕を使うなどの工夫が必要です。

 

また頭皮の一部を切り取るFUT方法は施術直後に縫合するので、完全に皮膚が癒着するまではできるだけ接触を避けた方がいいですね。抜糸までは1週間程度ですので、それまではやはり固い枕を使ってください。

 

施術直後は移植した部分に若干の出血跡が残ります。1つや2つなら気になりませんが、移植する数分だけ、つまり2,000株移植すればそれだけ赤い点状が残るので見た目、気になる人も多いはず。だからといって頭皮を覆い隠すような帽子やウィッグは被らないようにしてください。

株が定着するまでは植毛した部分の風通しを良くして清潔に保つことが大切です。帽子やウィッグは植毛部分を覆ってしまうので蒸れやすく、雑菌の温床になります。雑菌はタンパク質の地を栄養源とするのでスリット部分に入り込み、せっかく植えた株を損傷させてしまいます。

 

赤い点状は1週間ほどでかさぶたになり、自然に剥がれ落ちるのでそれまでの我慢です。

 

血行を良くする行為は内部から株の定着率を悪くする!

頭皮への刺激は外部だけでなく体内からもあります。

施術直後のシャワーは外部からの刺激になりますが、熱い湯に浸かるのは内部からの刺激です。血行が良くなると植毛したスリット部分が開いてしまい、株が抜け落ちる可能性が出てきます。施術直後、とくに風呂は注意してくださいね。

 

内部からの刺激を避けるコツは湯に浸かるということでも分かるように、血行を良くする行為をしないことです。

 

たとえば飲酒。アルコールは血液循環を高める効果があるので自毛植毛成功を理由にして施術直後に飲むのは厳禁。タバコもアドレナリンを分泌する作用があるので株が定着するまでは吸わない方が無難です。

またスポーツや身体を動かす仕事も施術直後は控え、株が定着する1〜2週間後から再開した方が植毛の効果を最大限に活かすことができます。

これらの注意点を考えると施術前と施術直後の安静期間を入れて、最低でも1週間の休みが取れる時期に施術することをお勧めします。

 

まとめ

自毛植毛の施術直後は注意点がいろいろあります。

1〜2日はまだ痛みや麻酔が残っているので細心の注意を払いますが、4〜5日経過すると痛みが取れる代わりに植毛した部分の赤い点状がかさぶたになり、猛烈な痒みを感じることがあります。

痒みは、痛みより我慢するのが辛い人もいるはず。

だからといって、掻きむしってしまえば施術直後の細心の注意もすべて水の泡。

痒みは施術直後の注意点における最後の難関。これをクリアすれば、後は普段と変わらない日常生活を送ることができます。どうしても痒みが我慢できない時は医師に相談し痒み止めの処方箋をもらって最後の難関を乗り越えてください。

 

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