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植毛手術(施術)の仕組みを徹底解説!

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AGA(男性型脱毛症)対策として自毛植毛は有効な手段です。

自毛植毛は生命に影響がないQOL(クオリティ・オブ・ライフ)のための審美目的とはいえ、頭皮にメスを入れる仕組みなので外科手術となります。

当然、医師の技術が自毛植毛の仕上がりを左右するわけですね。有効な手段だからといって、すべて医師任せにしていては自分の薄毛に対してどのような手術方法が向いているか、それすらも分からずクニック選びもままなりません。

まずは自毛植毛のもっとも基本的な知識、仕組みから情報を仕入れてください。

そこで今回は「植毛手術(施術)の仕組みを徹底解説!」と題して、SHOKUMOU-ONLINE運営スタッフの1人である私が手術方法の仕組みを分かりやすく解説します。

自毛植毛の仕組みで異なるのはドナー株の採取方法

自毛植毛は自分の頭皮に生えている髪の毛を薄い部分に移植するのではなく、毛を生やしている毛母細胞ごと移植する手術をします。毛母細胞は1〜3本の毛を生やすので、これを株(またはグラフト)と呼びます。

自毛植毛の手術はAGAの影響を受けない側頭部や後頭部から株を採取、それをドナーとして薄毛やハゲの部分に埋め込む仕組みになっています。株が採取された跡から自毛は生えません。

つまり頭皮の全体の株数は変わらず、密集しているところの株を薄くなったりハゲた部分へ移植するのが自毛植毛の仕組みです。自分の頭皮にある株だから身体が拒絶反応を起こさず移植が成功するわけですね。

自毛植毛の手術方法にはFUE方法とFUT方法があります。植え込む仕組みに変わりはありませんが株を採取する方法に違いがあります。

 

「縫合跡」を残さないFUE方法

FUE方法は株をパンチグラフトという自毛植毛専用の器具でひとつずつくり抜き、それを植毛部分に埋め込む仕組みです。

 

「メスを使わない植毛手術」と謳っている手術方法はクリニックによって若干の技術の違いから名称が異なっている場合もありますが、基本的にFUE方法です。

 

しかしメスを使わない手術といっても株を植毛する際、その場所に深さ1〜3mmのスリット(切れ目)を入れるので、まったくメスを使わないということではありませんし、植毛した部分は若干の出血から赤い点状が発生します。

またFUE方法は「傷跡が残らない手術」とも言われていますが、これはあくまでFUT方法に比べてのことで、パンチグラフトでくり抜いた跡の小さな点状は残ります。

 

ただし最近のFUE方法は進化しており、クリニックによってはくり抜いたホールの直径が0.8mmと極小なので、ほとんど目立たない状態になるのは間違いありません。

 

FUT方法でも縫合跡がほとんど目立たない最新技術がある

FUT方法は株を採取する際、AGAの影響を受けない元気な株のある側頭部や後頭部の頭皮を幅1〜1.5cm、長さ10〜15cm、深さ3〜4mmの面積で切り取り、そこからピンセットでドナーとなる株を取り出す仕組みとなっています。

 

株の移植手術はFUT方法と変わりありません。

 

切り取った部分は上下の頭皮を引っ張って縫合しなければならず、これが「傷跡が残る手術」と言われる仕組みです。実際、人間の皮膚は頭皮に関わらず真皮層までメスが入ると縫合跡が残ります。

ただし、FUT方法も技術進化が著しく、トリコフィティック縫合閉鎖法といった最新技術では縫合跡が目立たなくなっています。

FUT方法で手術を受ける際、クリニックで予め縫合はどのような方法で行うのか聞いておくことをお勧めします。

 

FUE方法とFUT方法のメリット・デメリット

縫合跡だけを考えるとFUE方法の仕組みにメリットがあります。

しかしFUE方法はひとつずつ株を採取するため、医師によっては時間がかかるだけでなく株の毛根部分を切ってしまうことがあります。その株を移植しても毛は育たないため、一般的に定着率は70〜80%と言われており、これがFUE方法のデメリットになります。

一方、FUT方法は縫合跡こそ残るものの、株採取は切り取った頭皮からピンセットで丁寧に抜くため、移植する際に株を傷めることがないので90〜95%と高い定着率を示しています。これがFUT方法の仕組みの最大のメリットで、FUE方法に比べると費用の仕組みが若干、低いことも含まれます。

どちらを選ぶか、それは個人の好みです。短髪にすることが多い、あるいは縫合跡を絶対に残したくない人はFUE方法、目立たない程度であれば縫合跡が残ってもいいからできるだけ多くの株を移植したい、費用を低く抑えたいという人はFUT方法が適しています。

 

まとめ

いろいろな自毛植毛のクリニックを調べていると、クリニックによって推奨する手術方法が異なります。

両方にメリット、デメリットがあるので一概に一方が良いとは言えませんが、どちらを選ぶにせよ、肝心なのは採取の仕組みではなく移植する技術なので、手術は医師よって仕上がりが大きく違ってきます。

その技術の中には移植する部分に対する総株数や仕上がりのデザインといった仕組みなども含まれており、経験豊富な医師ほど患者を満足させる自然な仕上がりを手術によって完成させます。

自毛植毛の手術を受ける際は医師選びが大切。

自毛植毛はわずかの面積でも高額な費用が発生します。

後悔しないためにもネットの口コミだけでなく、実際にいくつかのクリニックを回ってカウンセリングを受け、自分で信頼できる医師を見つけてください。

 

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