植毛

植毛後は運動をしても大丈夫?

投稿日:

自毛植毛は審美目的とはいえ、外科手術です。

手術後の安静は自毛植毛も例外ではありません。

でも、どのくらい安静にすればいいのか心配な人もいるでしょう。とくに運動が好きな人はどれくらいの期間、運動を我慢すればいいのか気になるところ。

このサイトの運営スタッフの1人でもある私は自毛植毛の施術経験者ですが、サッカーを趣味としていて、メンバーも少ないのでいつ復帰できるか、それが不安でした。

いえ、ヘディングをし過ぎて髪が薄くなったわけではありません。

そこで今回は「植毛後は運動をしても大丈夫?」と題し、自毛植毛手術後に運動できるまでの期間とその理由、また施術後の注意点などをまとめて解説します。

なお、ここで解説するのは一般論であり、個人差があります。安静期間を長く取った方が安心という人はあくまで目安と考えてください。

施術後に運動をする際の注意点

自毛植毛の施術は薄毛やハゲの部分に後頭部や側頭部から採取した株を埋め込みますが、株の採取の方法で施術が変わります。

FUE方法は側頭部から株をひとつづつくり抜いて移植しますが、FUT方法は後頭部や側頭部の皮膚を薄く長く切り取り、そこからドナーとなる株を引き抜いて埋め込みます。

FUT方法は頭皮の採取部分を縫合するため、施術後の回復はFUE方法が若干早くなります。

ただし、早くなるのは採取した部分だけで、移植した部分の回復や注意点は変わりません。

 

この注意点を怠ると、せっかく移植した株が抜けてしまい、再出血する可能性があります。

 

移植した株数によっても回復期間は若干異なるので、運動したり体を使う仕事の人は予め医師に安静期間を確認してください。

 

激しい運動は再出血を招くだけでなく植毛した株を落としてしまう!

外科手術を受けた後、運動は一定期間控えなければいけないのは当たり前の話。

なぜ運動がいけないのかというと、激しい動きをすると傷口が開いてしまうからですね。

 

これは植毛施術も例外ではありません。

とくにFUT方法はドナー採取部分の縫合を行なっているので運動すると縫合がずれてしまうこともあります。

 

自毛植毛の外科手術で運動を控えなければならない理由は再出血だけではありません。

どちらの施術方法も採取した株は頭皮下5〜6mmにメスを入れて開き、株を植え込みます。植え込んだ部分は縫合しないので、激しい運動や体力を使った仕事をすると、せっかく植え込んだ株が抜け落ちてしまうのです。

 

自毛植毛の施術費用はけっして安くありません。

 

施術後のわずかな期間、運動したい欲求や仕事の義務で植毛をムダにするのはもったいないこと。

決められた期間の運動や体を使う仕事は控えてください。

 

赤いボツボツがカサブタになって落ち始めたら運動解禁

では、自毛植毛の施術後はどのくらいの期間、運動を控えたらいいでしょうか?

 

医師によって若干異なりますが、運動や体を使う仕事に関してはやはり最低でも1週間の安静が必要といいます。その目安となるのが植毛した部分の赤いボツボツ、施術後の出血跡ですね。

 

施術後はすでに止血していますが、赤いボツボツが消えるのに3〜4日かかります。

 

赤いうちはまだ血が固まっていない証拠。
運動してはいけませんという合図です。

 

この赤いボツボツが黒くなり、カサブタになって落ち始めるのが約1週間後。つまり植毛した部分が新しい皮膚によって塞がったことを証です。

とはいえ、新しい皮膚は薄く弱いので頭皮を刺激するスポーツは避けた方がいいでしょう。

たとえばサッカーはヘディングしますし、剣道のように面を被ると植毛部分が擦れたり群れたりして移植した株に悪影響を与えます。柔道のように頭をくっつけるスポーツもだめ。

ジョギングやテニスなど自毛植毛部分に影響が少ないスポーツから始めてください。

 

運動以外で自毛植毛の施術後に注意したい点

自毛植毛の施術後、運動は1週間目ぐらいからジョギングなど植毛部分への影響が少ないスポーツから始め、頭皮を擦るような激しい刺激があるスポーツは1ヶ月後ぐらいから始めるのがベストです。

これは植毛した部分が激しい運動によって血液の巡りが良くなり、再出血を防ぐと同時に植毛した株が定着前に擦れて落ちないためです。

 

つまり注意点は運動だけでなく血行が激しくなること、擦れることは運動と同様の期間の安静が必要になります。

 

しかし体を使う仕事の人の場合、1週間も休んでいられないこともあるでしょう。しかも体を使う仕事の人の多くはヘルメットをかぶります。

次は体を使って仕事をする人も含めた運動以外の注意点について解説します。

 

ヘルメット内は雑菌の温床になるので対策を!

体を使って仕事をする人は日頃、体力があるので回復力が早いのは確かです。

しかし過信は禁物。

 

重い物を持つと筋肉への酸素量を多くするために血管が拡張され、血流が多くなります。これは使う筋肉だけでなく全身に及ぶので頭皮部分も免れません。

 

体を使う仕事の人で、植毛部分に悪影響を与える要素がもうひとつあります。

 

それはヘルメット。

 

被り物はそれだけで植毛部分を擦るので避けた方がいいのですが、体を使う仕事は汗をかくことが多く、ヘルメットの中が蒸れてしまいます。この蒸れは頭皮の雑菌を繁殖させる温床。

雑菌が繁殖すると植毛した施術跡に入り込み、せっかくの元気な毛母細胞がダメージを受けて育毛できない状態になることもあります。

 

ヘルメットを被るのであれば植毛部分にタオルを巻くなどして直接的な接触を避け、安全な場所でヘルメットを脱いで通気性を高めるようにしてください。なお、この方法は運動で被り物をする際にも有効です。

 

体を使う仕事の場合は早めの出勤が止むを得ないとしても、できれば現場ではなく事務仕事ができるように事前の根回しをしておいた方が賢明です。

 

飲酒も血行を良くするので最低1週間は我慢

体を使う仕事の例でも分かるように、施術後は運動だけでなく血流が良くなる行為は避けた方がいいでしょう。

運動以外の血行が良くなる行為で、どうしても手を出してしまうのが飲酒。

一応、自毛植毛の施術翌日になれば飲酒を解禁するクリニックもありますが、やはり飲酒の程度にもよります。アルコールに弱い人は少量でもドキドキして赤い顔になりますし、アルコールに強い人は血行が良くなっているにも関わらず酒量が増えていきます。

 

植毛した頭皮下は脂肪が少ないため、わずかの毛細血管の拡張も施術跡の再出血につながります。

 

プロレスで額を割られて派手に出血するシーン(最近はほとんど見なくなりましたが)は、少しの衝撃でも皮膚が割れて出血しやすいことが原因です。

自毛植毛祝いと称して飲酒するのは施術1週間後にすることをおすすめします。

 

まとめ

運動とその他の注意点はすべて植毛した株を安定させるまでの期間だけです。

逆に言えば株が定着した後は比較的自由、自毛植毛の施術による制約がありません。これは自毛植毛の大きなメリットです。ウィッグでは思いっきりヘディングするのは不安ですよね。

ただし、植毛部分も含めて日頃のAGA(男性型脱毛症)に対するケアを忘れないようにしてください。自毛植毛はあくまで薄毛またはハゲの部分に元気な髪を生やすだけで既存毛の対処法ではありません。

運動後は頭皮に汗をかきます。汗をそのまま放置すると水分が乾いて油脂だけが残り、雑菌の格好な餌になります。植毛部分だけでなく既存毛にも悪影響を与えるので早めの洗髪と通気性を保つようにしてください。

薄毛やハゲの部分が1年後、フサフサの髪になれば自信がついて運動の成績もきっと上がるはずです。

-植毛
-,

Copyright© shokumou-online , 2018 All Rights Reserved.