植毛

植毛後の赤みはどれほどで消えるのか?

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自毛植毛は恥ずかしいことではありませんが、できれば人に知られたくないもの。

自毛植毛の施術を誰にも言わなければ周知されることはありませんが、どうしても隠しきれないのが施術後の頭皮の赤みです。

このサイトを運営しているスタッフの1人でもある私は自毛植毛経験者ですが、施術を受ける際、転職をして次の会社に移るまでの1ヶ月間を植毛安静期間に当て、赤みが消えるまで誰にも会わないようにしていました。

この赤み、個人差があるので私のように1ヶ月では消えない人もいて、自毛植毛の施術を受けた人やこれから受けようとする人の不安の種でもあります。

そこで今回は「植毛後の赤みはどれほどで消えるのか?」と題し、なぜ自毛植毛施術後に赤みができ、なかなか消えないのか、それを解説します。

自毛植毛は外科手術なので肌に赤みが出るのは当たり前の話

自毛植毛で赤みが残らない施術はありません。
言ってみればそれは手術跡なのですから。

自毛植毛の施術には主にFUT方法とFUE方法があります。

 

この2つの違いは植毛する株の採取方法で、植え込む方法は基本的に同じです。赤みが残るのは株を採取した部分と植え込んだ部分の両方に現れますが、どうしても気になるのは植え込んだ部分。

 

採取した部分は元々、自毛がAGAの影響を受けていない元気な株がある側頭部や後頭部なので生えている毛で隠すことが可能です。しかし植え込む部分はAGAの影響がはっきりと出ている薄毛、またはハゲている部分なので目立ってしまうわけですね。

まずは、なぜ赤みが出るのか、どのような症状なのか、それを説明しましょう。

 

ドナーとなる株の部分にも残る

株を採取する際、赤みが残りにくいのはFUE方法です。パンチグラフトという株を採取する専用の器具で株をひとつずつくり抜いていくので赤みのあるボツボツが残りますが、髪が1cmの長さであれば隠すことができます。

また最新のFUE方法は技術が進化しているので採取跡が極端に小さくなっています。以前は株とその周囲の皮膚まで採取していたので5mm程度の跡が残りました。しかし現在は1mmから0.8mm、クリニックによっては0.63mmまで小さくなり、ほとんど株だけを正確に採取できるようになっています。

 

FUE方法で株を採取した跡の赤みは個人差があるものの、1〜2週間で取れます。

 

FUT方法は側頭部や後頭部の皮膚を薄く切り取るので、赤みが残るというより皮膚を切り取った後の縫合跡が残ります。

1ヶ月もすれば縫合跡の赤みも消え、縫合跡はほとんど目立たなくなります。また縫合跡は一直線、髪が豊富にある部分なので、施術後に赤みがあっても十分に隠すことができます。

 

ボツボツは植毛した株の分だけ存在する

厄介なのは採取した部分よりも植え込んだ部分。

どれほど自毛植毛の技術が進歩していると言っても、植え込む際は医療用ブレードの先端が細いメスで頭皮にスリットを開け、そこにピンセットで株をひとつずつ植え込まなければなりません。

たとえ頭皮のスリットが浅くて面積が小さくても外科手術であることには変わりないのです。

 

メスを入れれば出血するし赤みも残ります。植毛する株の数だけ、1500株の植毛をすれば1500個の赤みのあるボツボツが頭皮に残るわけです。

 

今のところ、このメスを入れた部分が即消える施術方法はありませんし、すぐに消せる対処法はありません。

ボツボツがある植え込んだ部分はできるだけ清潔にして感染症を防ぐことが求められます。風通しを良くしておくことが大切なので、どうしても目立ってしまうことになります。

 

植毛部分の赤みは通過儀礼と割り切る

植え込んだ部分のボツボツは出血跡です。

施術後は出血が止まっているのでそれ以上広がることはありませんが、血が固まっているのは表面だけ。刺激を与えてしまえば再出血して、せっかく植え込んだ株が抜けてしまうこともあります。

植え込んだ部分のボツボツはカサブタになるまで我慢しなければなりません。

 

カサブタになるまでは個人差がありますが、早い人で3〜4日、遅い人でも1〜2週間で黒いボツボツになります。その後は洗髪すれば自然にカサブタが落ちていくので、この間はどれほど痒くても植毛した部分を掻かないようにしてください。

 

自毛植毛の施術は身体に大きな負担をかけるわけではないので、事務仕事であれば翌日からでも可能ですが、できれば1週間ほど安静にした方がいいと言われる理由は、この植毛跡の赤みのあるボツボツが落ちるまでの期間も含めてのことなのです。

 

一般的には施術後1〜2ヶ月で消える

施術後のボツボツとした赤みがカサブタになって落ちれば、気にならない人もいます。しかしカサブタが取れても赤みが植毛した部分全体にうっすらと残ってしまう人もいて、本人にとっては不安材料になる場合もあります。

カサブタが取れても赤みが残るのは皮膚が新しく再生されたため、周囲の皮膚との色が変わってしまうためです。

自毛植毛の施術という初めての経験だから不安になるわけですね。

 

これを手足の擦り傷、切り傷で考えると分かりやすいでしょう。カサブタが取れた後の皮膚は赤みがあり、柔らかくなっていますね。植毛後のカサブタが取れた跡はこれと同じです。

 

身体中の皮膚の中で、顔から頭皮はとくに皮下脂肪がないため、新しい皮膚はその下にある毛細血管が透けやすくなっています。健康な肌の人ほど顔に赤みが差すのはこれが理由です。植毛する部分も当然、皮下脂肪が少ないので新しい肌ほど赤みが目立つわけです。

肌のターンオーバーは若年層で約28日、中高年でも30〜40日で新しい皮膚になります。植毛部分の赤みはこのターンオーバーとともになくなっていきます。

 

赤みのある植毛部分を隠す方法

植毛した部分の赤みは株数が多くなるほど顕著になります。密度が濃ければそれだけスリット面積が大きくなり、全体的に繋がって見えるためですね。これが取れる頃、移植した株から新しい自毛が生えてきます。

ボツボツもカサブタが取れた後の肌の赤みも、いわば自毛が生えてくるまでの通過儀礼みたいな位なもの、と割り切れば不安も解消できますが、やはり他の人の目は気になる点。

カサブタになるまでは通気性をよくしておく必要がありますが、カサブタになってからは洗髪もできますし、ニット帽などで赤み部分の肌を隠すことができます。

仕事柄、ニット帽で隠せない人は女性用のファンデーションを塗るという手段もあります。さすがに男性でファンデーションの使い方がうまい人は少ないと思うので、できれば奥さんや彼女といった植毛の施術を明かせる女性にファンデーションの使い方を教わってはいかがでしょう?

 

まとめ

自毛植毛した部分の赤みは施術のリスクです。

赤みが発生しない施術はありませんし、赤みが出ない患者もいません。術後、どのくらいで引くのか。それは個人差があって医師にもはっきりとはわかりません。

カサブタは1週間前後、その後の肌の赤みは1〜2ヶ月で引くので、それを目安にしてください。

ただし、引く目安は信頼できる植毛医師のいるクリニックで施術を受けることが大前提です。

施術料が極端に安い植毛クリニック、口コミが少ないとか評判が良くない植毛クリニックで施術を受けると雑な技術で株を採取したり植え込んだり、という例が少なくありません。

こういったクリニックでは赤みが長引く場合もあります。

ネット内には植毛クリニックの口コミが多くアップされているので、それらを参考にするのもクリニック選びのひとつの手段です。

安心できるクリニックを選んで施術を受けてください。

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