植毛 知識

植毛後の“散髪”のおける注意点

更新日:

自毛植毛した後に散髪をどうしたらいいか悩む人はけっして少なくありません。

悩みを大別すると、ひとつは自毛植毛部分が散髪によって抜けることはないのか、もうひとつは理髪店や美容院のスタッフに自毛植毛の施術がバレるのではないか、ということ。

結論から言うと、施術で移植した株から生えてくる毛は既存毛と同じなので散髪で抜けることはありません。また理髪店や美容院のスタッフが自毛植毛に詳しくない限り、バレる心配もありません。

ただし、いくつか注意点があります。

そこで今回はこのサイトの運営スタッフの1人であり、自毛植毛の経験者でもある私が「植毛後の“散髪”のおける注意点」と題し、悩みを解決するための情報を提供します。

施術前に採取跡や縫合跡を隠す形にしておく

自毛植毛における施術後の散髪注意点の前に、施術前の散髪について説明します。

 

施術方法には移植する株をパンチグラフトと呼ばれる専用器具でくり抜く「FUE方法」と、株を頭皮ごと切り取る「FUT方法」があります。

 

FUE方法はFUT方法のように傷跡が残らない施術と言われていますが、株を頭皮からくり抜くわけですから、目立った大きさではないものの術後であれば小さな点状が残ります。また株を採取する部分は髪が長いと採取できないので、その部分だけ短く刈り込まなければなりません。

 

FUT方法は植毛する株数にもよりますが、頭皮の切り取る面積は縦1〜2cm横10〜15cm程度です。この部分を刈り込む必要はありませんが施術後に縫合しなければならないため、縫合跡がはっきりします。

 

したがって、どちらの施術方法を受ける場合でも、その施術跡を隠せる形のヘアスタイルに散髪しておく方が施術後に自然な髪型を保つことができます。

 

毛を生やす株を植えるのが自毛植毛

自毛植毛した部分を散髪するとせっかく植えた毛が抜けてしまい、次に生えてこなくなるのではないか?と心配する人は、自毛植毛に対する知識をもう少し身につけておきましょう。

薄毛対策のひとつにAGA(男性型脱毛症)治療薬があります。

これは現在、頭皮にある弱った毛母細胞に栄養を与えて元気にさせるのが目的。これに対して自毛植毛はAGAの影響を受けない側頭部や後頭部の元気な株、つまり毛母細胞ごと薄毛やハゲの部分に移植します。

 

そうです、毛を植えるのではなく、毛を生やす器官を埋め込むのです。

 

そこから生えてくる毛は既存毛と変わらず元気なヘアサイクルを繰り返します。

これが自毛植毛最大のメリット。

移植した部分から若々しい毛が生えてきたら、散髪だけでなくパーマや毛染をしてもまったく問題ありません。

 

散髪に行くならば既存毛の抜けた後が効果的

男性が散髪のために理髪店や美容院に行く頻度は2ヶ月に1回が平均値。

自毛植毛の施術前に散髪を行っておけば施術後は2ヶ月行かなくても自然なヘアスタイルを保てることになります。

 

移植した株が安定するのは2週間から1ヶ月ほどなので、この時期に頭皮へ刺激を与えなければ確実に安定するため、2ヶ月後の散髪はまったく問題ないことになります。ただし、2ヶ月目の散髪では移植した部分から毛はほとんど生えていません。

 

むしろ施術後1〜4ヶ月は既存毛が抜ける時期です。

散髪に行く場合は抜け毛の後の方が自然な髪型を作ることができます。

FUE方法は株に生えている毛が短いので目立ちませんが、FUT方法の場合、株から長い毛が生えているまま移植することがあります。株の移植は毛母細胞と毛細血管を切り離すため、移植する株に残った毛は移植後、抜け落ちてしまいます。ただし、これは新しい元気な毛が育つ証拠でもあるので心配しないでください。

もうひとつは自毛植毛した人すべてにあてはまるわけではありませんが、一時的に既存毛が抜けるショックロスがあります。

 

これは頭皮にメスを入れたり麻酔をかけたりすることによって頭皮が刺激され、ヘアサイクルを早める現象です。植毛した株から毛が抜けるのと同じで心配する必要はありません。

 

散髪が抜け毛の後であれば、施術部分から生えてきた自毛にヘアスタイルをあわせることもできますね。

 

まとめ

移植した部分から育成された毛髪がはっきりと分かるのは6〜9ヶ月後。

しかし、それまで散髪を待っていたらボサボサの髪型になってしまいますね。施術2ヶ月後ではFUT方法による縫合跡はもちろん、FUE方法によるくり抜いた跡も残っているので、理髪店や美容院でバレたくない場合はクリニックと提携しているそれらの店舗を利用するのも散髪手段のひとつです。

ただし、提携店舗が遠かったり費用が高かったりした場合、やはり自分の行き慣れている理髪店や美容院の方がいいですね。

近隣の初めての店舗へ行くという方法もありますが、その店舗のデザインが気に入るとは限りません。いっそのこと、自毛植毛をカミングアウトするのも自然な髪型を作るための方法です。

自毛植毛したからといって恥ずかしがる必要はなく、その部分に対するケアや自然な髪型をデザインを相談できるというメリットがあります。

自毛植毛の施術を受けた後は堂々と散髪に出かけてください。

 

-植毛, 知識
-, , ,

Copyright© shokumou-online , 2018 All Rights Reserved.