植毛 知識

植毛当日の過ごし方

投稿日:

自毛植毛は外科手術となりますが、入院の必要がなく日帰りできるというメリットがあります。

ただし、手術した部分は自己管理しなければなりません。

この自己管理を怠るとせっかくの施術がムダになり、何のために高い費用を払ったのか分からなくなります。とくに施術した当日は移植した毛根(自毛植毛では株またはグラフトと呼びます)が完全に定着していないので、わずかな刺激を与えるだけでも抜け落ちる可能性があります。

そこで今回は「植毛当日の過ごし方」と題し、自毛植毛の施術を受けた後、当日の過ごし方の注意点について、このサイトを運営しているスタッフの1人である私が解説します。

施術後は麻酔が残っているので帰宅にご注意!

自毛植毛の施術が終了すると株を採取した部分や縫合部分、株を植毛した部分にガーゼや包帯を巻くだけで当日帰宅ができます。

 

ただし頭部の包帯(ガーゼ)はかなり目立ちます。

 

クリニックによってはその上にネットを被せて保護するところもあるので、そのままの格好で当日帰宅がイヤな人は隠すためにニット帽を持参した方がいいですね。

季節によってはニット帽が似合わないこともありますが、頭部を圧迫するような固い帽子は避けた方が賢明です。医師もニット帽を推奨しており、その格好が恥ずかしい場合は電車ではなくタクシーの利用をおすすめします。

 

また当日は頭皮に打った麻酔が効いている状態なので施術が終わった後でも頭がボーッとしている場合があります。帰宅に際して反対側の電車に乗ってしまったとか路線を間違えたという例が頻繁にあるので、その意味でもタクシーで帰宅した方が安心ですね。

 

なお、当日は絶対にクルマを運転しないようにしてください。事故を起こしては植毛施術が台無しになるだけでなくフサフサになる未来の髪の毛にも悪い印象がつきまといます。

 

移植した部分の保護に細心の注意を払う

施術当日はとにかく移植部分の保護に努めてください。

植毛した株の底部には毛乳頭があり、頭皮下の毛細血管と繋がろうとしています。毛細血管と繋がらなければ栄養を吸い上げることができないので細胞が死んでしまい、定着しません。

 

植毛した部分を擦るのは厳禁なので寝る際に柔らかい枕は使わない方が賢明です。

 

柔らかい枕は頭部全体を包んでしまい、植毛した部分だけでなく株を採取した部分まで枕に当たり、定着率を悪くするだけでなく痛みも強く感じるようになってしまいます。

施術後当日の食事はできるだけ刺激の弱いメニューを選んでください。

 

激辛料理などを摂取すると血流が激しくなり、毛細血管から毛乳頭へ刺激が伝わるため定着率を悪くする可能性があります。したがって同様の理由で飲酒やタバコも控えましょう。

 

シャワーを浴びる際は当然、首から下だけにして温度は体温よりも少し高めの37〜38℃に抑えます。これも身体を温めて血行促進することを避けるためです。もちろん湯船にゆったりと浸かるという行為も定着率を下げる要因と覚えておいてください。

施術後には当日の痛みを抑えるために痛み止めが処方されているはずです。

どうしても痛くて我慢できければ否応なしに痛み止めにすがりますが、たいして痛みがないと飲まない人もいますね。

しかし夜中になって痛くなることもあるので予防のために飲んでおくことをおすすめします。その方が当日の夜、確実に眠れます。

 

遠方患者は施術後の宿泊をサポートするクリニックがおすすめ

自毛植毛の施術をした翌日は術後経過のために通院しなければなりません。

包帯やガーゼを取り、株採取部分と植毛した部分に問題ないことを確かめるだけの診察なので、異常がなければすぐに帰宅できます。

しかしクリニックまで近距離の人であれば通院もできますが、地方都市で自毛植毛するクリニックがなく、東京まで来ている人にとって自宅からの通院はムリな話。

 

施術当日はクリニックから近い場所のホテルを予約しておいた方が何かと便利です。

 

当日は安静にしている必要があるので、ホテルまで近い距離であればそれだけ安静時間を長く取れますし、翌日の朝もゆっくりと寝てから通院できます。

なお、クリニックによっては遠方患者のために宿泊費や交通費をサポートするシステムのところがあります。

 

たとえばアスク井上クリニックの場合、日本全国から自毛植毛のために来院することから遠方患者に対しては手術費用の3%を還元しています。このようなシステムを持つクリニックを選べば少しでも費用を節約できます。

 

まとめ

自毛植毛の施術による定着率は医師の技術によりますが、施術後は患者自身の責任になります。

とくに施術当日はもっとも注意が必要な時。

必ず安静にして植毛した部分を保護し、定着率を高めるように努めてください。

当日は確かに細心の注意を払わなければなりませんが、翌日からは植毛した部分以外の頭皮にシャワーをかけることもできますし、1週間もすれば毛乳頭は確実に毛細血管とつながります。

施術後当日の注意点がその後、ずっと続くわけではないので、当日だけはいろいろと我慢してくだいさいね。

 

-植毛, 知識
-,

Copyright© shokumou-online , 2018 All Rights Reserved.