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植毛をしたら“かさぶた“だらけに・・・

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ボツボツがびっしりと詰まった光景に嫌悪感を抱く人は少なくありません。

これ、じつはトライポフォビアと呼ばれる症状で、ギリシャ語の穴掘りを意味する「トライポ」と恐怖症を意味する「フォビア」が組み合わさった言葉です。多数の虫が穴を掘った集合体は想像するだけでも気分が悪くなりますね。

当サイトのスタッフである私もトライポフォビアを強く感じる方で、ペットボトルにびっしりと密集した水滴を見るだけで思わず手で水滴を拭いてしまうくらい、ボツボツが大っ嫌いです。

自毛植毛のサイトなのに、なぜトライポフォビアの話をしているかというと、自毛植毛の施術をすると必ずトライポフォビアの場面に遭遇するからなのです。

そこで今回は「「植毛をしたら“かさぶた“だらけに・・・」と題し、自毛植毛の施術におけるボツボツの話をします。

 

※トライポフォビアで気の弱い人は閲覧注意というほどのことは書いていないので、安心してお読みください。

自毛植毛するとかさぶただらけになる理由

ボツボツの話、といっても鳥肌が立つような内容ではありません。

しかし自毛植毛施術に関するブログで必ず載っているのが自毛植毛施術後のボツボツ画像。施術後経過を見るためには確かに外せない画像ではありますが、見ていてあまり気持ちいいものではありません。

 

まして、自分が自毛植毛の施術を受けるとなると、腰が引けてしまう人もいるはず。
自毛植毛の施術を受けた私もトライポフォビアを感じるタイプなので一瞬迷いました。

 

でも、これって自毛植毛の施術では避けらない症状で、誰もが経験し、3〜4日経つとかさぶたになります。もちろんかさぶたもボツボツには違いありませんが、手や足で擦り傷をした時と同じように、かさぶたは1週間もすれば剥がれ落ちてしまいます。

つまり1週間を我慢すればボツボツは頭皮から消えてしまうわけです。トライポフォビアで自毛植毛の施術に不安を覚えた人、1週間の我慢です。

 

赤いボツボツは株を植毛した後の単なる出血跡

自毛植毛の施術は株(またはグラフト)と呼ばれる、頭皮下の毛根までの部分を薄毛やハゲの部分に植え込みます。

株の採取には2種類の方法があります。側頭部や後頭部の頭皮を一部薄く切り取り、そこから株を採取するのがFUT方法、株をパンチグラフトという独自の器具で抽出するのがFUE方法です。

どちらも植え込む作業は同じです。

 

頭皮にボツボツができるのは植え込むところ。

 

FUE方法はメスを使わない植毛施術と言っているクリニックもありますが、それはあくまで株の採取方法であり、植え込む際には頭皮に浅いスリットをメスで入れなければなりません。

ちなみにFUE方法は株を採取した跡が赤いボツボツとなります。

頭皮にメスを入れるのだから、いくら浅いと言っても出血します。

 

植毛株数が1000であれば、1000個の出血跡が残ります。

 

赤いボツボツはやがて黒いボツボツのかさぶたになる

株を植え込んだ部分の出血は施術後、帰宅する頃には止血していますが、頭皮に赤いボツボツは残ります。気持ち悪いからといって擦ったり拭いたりするのは厳禁。

 

せっかく止まった血が再び出血するだけでなく、植え込んだ株まで落ちてしまいます。

 

高い施術費を払ったのに、赤いボツボツが嫌だから、という理由だけで植毛部分にダメージを与えてはなんのために勇気を出して自毛植毛の施術を受けたのか分からなくなるので注意してくださいね。

 

植毛部分の赤いボツボツは単なる施術跡です。

 

医師も赤いボツボツにはなんの処置もしません。赤いボツボツの対処法は自然とかさぶたになるのを待つだけです。

一般的にかさぶたになるまでは3〜4日、遅い人でも1週間待てばかさぶたになります。

 

植毛部分がかさぶただらけになった時の注意点

自毛植毛の施術跡、赤いボツボツがかさぶたになると今度は黒いボツボツになります。

トライポフォビアの人はまだ直視したくない光景が植毛した部分に広がっています。

まさに「かさぶただらけ」の状態ですね。

 

他の人にもあまり見せたくない頭皮になっており、植毛部分の安静期間も必要なので、自毛植毛の施術後は1週間ほど仕事を休めるように手配しておくのがベストです。

 

株を抽出するFUE方法は比較的早く仕事に復帰できますが、植毛跡のかさぶただらけをどのように隠すのか苦心しなければなりません。また隠す方法によっては植毛部分にダメージを与える可能性もあります。

その苦心を避けるためにも、たとえFUE方法による施術でも1週間の安静期間を取った方が良いでしょう。

 

かさぶたを掻いて剥がしてしまうと化膿する場合もある

子供の頃(もちろん大人でも)、転んで擦り傷を作り、それがかさぶたになった時は痒くてつい掻いてしまい、かさぶたを剥がしてしまった経験は誰にでもあるはず。

かさぶたは医学用語で言うところの痂皮(かひ)で、傷口を保護する目的の整体保護現象です。かさぶたができることによって出血を止め、雑菌の侵入を防ぐわけですね。しかしかさぶたが張り付いている状態は傷口が完全に塞がっていない証拠。

 

傷口が塞がって新しい皮膚が再生されるとかさぶたは目的を達成したので自然に剥がれ落ちます。

 

無理やり掻いて剥がしてしまうと傷口は開いてしまい、そこから雑菌が侵入して化膿してしまった、という経験もかさぶたを作ったことがある人なら持っているでしょう。

これ、自毛植毛でも同じです。

 

たとえかさぶたが小さくても数は植えた株数だけあるのですから、それを掻きむしって剥がしてしまうと雑菌が入り込んで化膿するだけでなく、植え込んだ株が抜け落ちる心配もあります。

 

かさぶたができる頃は植毛部分の痒みが強くなりますが、絶対に掻かないようにしてください。

 

かさぶたでどうしても頭皮が痒い人は医師に相談する

植毛部分にかさぶたができても掻いてはいけない、と注意されるけれど痒みが強いと我慢できない例もあります。痒みはある程度続くわけですから、その間、痒みに気を取られて他のことに集中できないのも困りものですね。

 

とくに怖いのが寝ている時。

 

痒みで無意識に掻いてしまい、朝、起きたら枕がかさぶただらけだったなんて、考えるだけでもぞっとします。これを防止するために、寝る前は手首を縛るという方法を使っている人もいますが、寝が浅くなるので万人向きとは言えません。

あまりに痒みが我慢できない人は医師に相談して痒み止めの処方箋を出してもらってください。

薬局で売っている痒み止めでも効果はありますが、植毛に悪影響を与える可能性もあります。

市販薬を使う際でも医師に相談することをお勧めします。

 

まとめ

自毛植毛の施術後、出血跡の赤いボツボツが黒いボツボツのかさぶたになれば、後はシャワーを頭皮へかけているうちに自然と剥がれ落ちます。早い人で1週間、遅い人でも2週間経てばすべてかさぶたがなくなるはずです。

自毛植毛の大きなメリットは、かさぶたが剥がれ落ちるところまで我慢すれば、その後のメンテナンスは日常的なケアだけで十分、特別な方法を必要としないことです。

あとは植毛した部分から自毛が育つまでじっと我慢。

産毛が確認できるまで1〜2ヶ月、自然な髪型が形成できるまで伸びるには9〜12ヶ月かかります。

この我慢の期間に比べれば、頭皮がかさぶただらけになる1週間は短いものです。

なお、かさぶたがすべて落ちても再生されている皮膚は赤みを帯びているので周囲の頭皮と若干色が違います。

トライポフォビアの人はもうちょっと我慢ですね。

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