植毛

植毛の効果は永久に続くのか?

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施術から約1年、すでに自毛植毛と既存毛の境目が分からなくなり、全体の髪型が自然になって喜んでいる時、ふと、施術経験者であれば誰でも不安になる瞬間があります。

それは、このフサフサになった髪が永久に生え続けるのか、ということ。

当サイトshokumou-onlineの運営スタッフの1人である私も自毛植毛施術経験者ですが、やはり鏡を見てニヤニヤしていた時、その不安が急によぎって焦ったことがあります。

今はフサフサだけれど、この髪が抜けたら永久に生えないのではないか?また植毛しなければならないのか?

そこで今回は「植毛の効果は永久に続くのか?」と題し、自毛植毛の施術経験者だけでなく、興味を持つ人でも必ず抱く自毛植毛の永久性に対する回答を調べてみます。

現段階での自毛植毛における永久性はまだ実現できていない?

永久、とは時の流れを超えて果てしなく続くことを意味しているので自毛植毛は永久に生え続けるわけではありません。

死んでも永久に髪が伸び続けたら現代の奇跡またはオカルト系になってしまいますね。

ここで取り上げる永久とは死ぬまでの期間、という意味です。

 

現在の自毛植毛施術方法は1994〜1995年頃に始まり、日々、技術が進化しています。現在の植毛技術を用いた施術を2000年に限定しても施術経験者は17年しか経過していません。

 

50歳で施術を受けても現在は67歳。事故でもない限り亡くなっているとは考えられず、老衰を迎えるまでにはまだまだ時間がかかり、実例として死ぬまで永久に生え続けるか否か、定かではありません。

したがって、ここでは理論上、永久に生え続けるか否か、検証します。

 

植毛した部分はそれ以降AGAの影響を受けないのか?

自毛植毛施術を受ける人の薄毛やハゲの原因は大半がAGA(男性型脱毛症)です。

男性ホルモンのテストステロンが頭皮付近に存在する5α~リダクターゼという酵素と結合することによってジヒドロテストロンに変化、これが毛細血管から毛母細胞への栄養補給を阻害するため、脱毛が促進されてしまいます。

 

AGAは主に額の生え際や頭頂部から始まります。だから自毛植毛は額や頭頂部に行うのですが、問題は植毛した部分が再びAGAの影響を受ければ既存毛と同じように永久ではなく時限で脱毛が始まるのではないか、ということ。

 

年相応に、自然に薄毛になっていくのは構いませんが、せっかく高い費用を払って施術を受けたのにヘアサイクルの成長期だけで永久に終わってしまっては元が取れません。

永久はともかくとして、植毛部分がAGAの影響を受けるのか、それが自毛植毛がいつまで生え続けるのかという回答になりますね。

 

ドナードミナンス理論が永久性を立証している

結論から言うと理論上は死ぬまで、つまり永久に生え続ける可能性があります。

 

自毛植毛の施術を受ける際、ドナーとなる株(グラフトとも呼ぶ)はFUE方法が抽出、FUT方法が頭皮を薄く切り取るという違いはあっても場所は側頭部や後頭部から採取します。

なぜ側頭部や後頭部から採取するかというと、この部分の毛髪はAGAの影響がほとんどない元気な株だからです。

元気な株でも植え込む場所にジヒドロテストロンがあればAGAの影響を受けるのではないか、と疑問を抱くのは当然ですね。

 

自毛植毛にはドナードミナンス理論が適用されます。提供者(ドナー)が支配・優勢(ドミナンス)するという理論で、移植する後頭部や側頭部の株の毛根はAGAの影響を受けにくいのでフサフサしており、AGAで毛が抜けた部分であってもAGAの影響を受けずに元気な株のまま育毛する、つまり永久性が保てるという内容です。

 

ドナードミナンス理論が正常に機能する限り、植え込んだ株は死ぬまで永久に生え続けることになるのです。

 

施術後ずっと髪を維持するためにすべきこととは?

自毛植毛が死ぬまでの間、永久に生え続けることは理論上のことではありますが立証できました。

しかし自毛植毛の部分だけが永久に生え続けても困ることがあります。

 

それは既存毛とのバランスが崩れてしまうこと。生え際や頭頂部など自毛植毛した周辺の既存毛は相変わらずAGAの影響を受けているので永久に生え続けるというわけではなく、いつか脱毛が始まってしまいます。

そのまま放置しておくと自毛植毛の部分だけに元気な髪が生え、周囲が薄毛またはハゲるという「離れ小島」現象が起きます。こうなると薄毛やハゲの部分に再び施術しなければなりません。

 

「離れ小島」現象を避け、永久に生え続ける自毛植毛と既存毛が自然な形で共存するためにはどうすればいいか?それを次項で説明します。

 

植毛部分と既存毛部分のバランスはAGA治療で!

植毛部分と既存毛のバランスを死ぬまで永久に自然のままの形で残すにはAGA治療を継続して行うことが大切です。

AGA治療は内服薬と外用薬で薄毛やハゲの部分に作用するAGAの進行を緩やかにして頭皮下の毛細血管の血流を良くすることを目的としています。自毛植毛の施術をする前にAGA治療を行なっている人は多くいますが、個人差があり、完全にハゲてしまった部分には永久に効果が見られない人もいます。

ただし、既存毛の後退を防ぐ手段としてはかなり有効なので施術を行うクリニックでは必ずAGA治療の処方も出しています。

事前のカウンセリングの際、継続するAGA治療方法も確認しておくといいでしょう。

内服薬はフィナステリドが主成分、外用薬はミノキシジルが主成分となっています。

 

個人輸入代行業者からのAGA治療薬購入にはリスクがいっぱい

AGA治療薬ってプロペシアとロゲインじゃないの?と疑問を持った人、確かに正解ですが、それは商品名であって主成分ではありません。内服薬であるプロペシアの主成分がフィナステリド、外用薬であるロゲインの主成分がミノキシジルなのです。

フィナステリドを主成分とした内服薬には他にもいろいろな種類が出ており、ミノキシジルを主成分としたAGA治療薬には外用薬だけでなく内服薬もあります。いずれもクリニックによって処方する商品が異なり、最近ではジェネリック薬品も使われるようになりました。

これらの医薬品、じつは海外個人輸入代行業者から購入することもできます。実際、薄毛対策に悩む人の中には価格が安いという理由で業者から購入を継続しているケースを見ることができます。

 

しかし業者からの購入には保証が一切なく、使用はすべて自己責任となります。

 

フィナステリドやミノキシジルには副作用が発生する場合があり、服用する量を間違えると重篤な危機を招く可能性もあります。また購入した医薬品が偽物である可能性も否定できません。

AGA治療を安くするために業者から医薬品を購入して、自毛植毛を楽しむ前に永久に眠ってしまっては意味がなくなってしまうので、業者からの購入は避けた方が賢明です。

 

まとめ

自毛植毛は理論上、死ぬまで永久に生え続けることが証明されていますが、だからと言って何をしても永久、というわけではありません。抜け毛はAGAだけでなく頭皮のケアを怠ることでも起こります。

髪を長く伸ばして通気性が悪くなると、毛穴から出た皮脂が残ってしまって雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌はやがて植毛した株の中に入り込み、毛母細胞を破壊します。一旦、毛母細胞がダメージを受けるとそこからは永久に自毛が生えてくることはありません。

自毛植毛の効果を永久的に保ちたいのであればスカルプケアのシャンプーを使うなどケアを忘れずに行なってください。

自毛植毛の施術歴史は日本において黎明期といえます。

その永久性は現段階では理論上となっていますが、やがては実例として紹介できる日が必ず来るはずです。

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