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植毛によくあるトラブル例まとめ

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自毛植毛の施術は外科手術となりますが、生命に危険が及ぶ手術ではないのでクリニック選びさえ間違えなければトラブルが起きることはありません。

トラブルが起きるのは自毛植毛の施術そのものに問題があるのではなく、医師の技量によるものです。

ただし、施術による副作用はあります。

この副作用とトラブルを混同させると自毛植毛の施術に対して不安感を覚えてしまい、施術を受けるのに尻込みしてしまう人もいます。

トラブルと副作用、それからリスクをしっかりと認識した上で自毛植毛の施術を受けるようにしてください。

そこで今回は「植毛によくあるトラブル例まとめ」と題し、このサイトを運営しているスタッフの1人である私が、施術によるトラブルと副作用、さらにリスクについて説明します。

代表的なトラブルは「不自然な仕上がり」

トラブル例でもっとも多いのは、植毛が思った通りに仕上がっていない、仕上がりが不自然といった患者と医師の主観による違いです。

自毛植毛の施術を受ける際は事前カウンセリングを行い、頭皮にデザインシートを被せて植毛のイメージが湧くように移植する部分をマーキングします。

仕上がりは確かにマーキング部分への植毛が行われているものの、密度がバラバラだったり髪の流れが一定方向でなかったりすると自然な仕上がりになりません。

 

なぜこのような不安定な密度や不自然な仕上がりになるのかというと、採取したドナー株を植毛する際、医師の技量が未熟だと正確性に欠けてしまうからです。

 

採取した株はできるだけ早く植毛しなければ細胞が死んでしまいます。そのため、技術力が未熟な医師は早さを優先するあまり、正確性が犠牲になるのです。

ただし、植毛の施術そのものはけっして失敗しているわけではないので完全にトラブルといえず、不自然な仕上がりになったとしても医師の責任を追求するのはかなり難しいといえます。

 

「ピットスカー現象」も医師の技術不足から起きる症状

医師の未熟な技術力で起きるトラブルには他に「ピットスカー現象」があります。

ピットスカー現象は採取した株を植毛する際、定着率を高めようとするあまり、必要以上に株を強く埋め込むことで起きるトラブルで、移植した部分の頭皮がオレンジの皮のようにデコボコになってしまう現象です。

また技術不足というより、医師が雑に行う施術でトラブルとなるのが縫合跡です。FUR方法でドナー株を採取する場合、AGAの影響を受けない側頭部や後頭部の頭皮を薄く切り取って、そこからピンセットでつまんで株を採取します。

 

大量に株を、しかも速やかに採取できるので優れた施術方法なのですが、切り取った部分を縫合しなければなりません。この縫合手術の際、雑な医師にかかると縫合部分が盛り上がってしまい、縫合跡が醜くなります。

 

FUT方法による縫合は避けられないデメリットですが、患者の気持ちを優先する医師はできるだけ縫合跡を目立たないように施術し、実際、1〜2年もするとほとんど目立ちません。

これらのトラブルは不自然な仕上がり同様、自毛植毛の施術そのものは行われており、しかも株が移植されていることには間違いないので医師の責任追求は困難です。

 

トラブルに遭遇した時の対処法は再手術しかありません。しかし同じクリニックで再手術をするのは不安が残るのでどうしても他のクリニックへ行くことになり、費用がさらにかかります。

 

いかに、クリニック選びが重要か分かりますね。

 

副作用やリスクは時間の経過と共に治まる

これらのトラブルと混同されがちなのが施術後に起こる副作用です。
施術後、吐き気を催したり瞼が腫れたりすることがあります。

これらの症状は頭皮に打った麻酔による副作用で個人差があり、まったく症状が出ない人もいます。

 

いずれの症状も長く続くものではないので心配はいりません。

 

また施術後1週間ぐらい経つと株を移植した時に起きる出血が固まり、かさぶたになります。この場合も個人差はありますが頭皮に痒みが発生します。そのまま放置しておけばかさぶたは自然に剥がれおちますが、掻きむしるとせっかく植え込んだ株が抜け落ちる可能性があります。

どうしても我慢できない人は医師に相談して痒み止めを処方してもらいましょう。

自毛植毛の施術によるリスクとして挙げられる例に「ショックロス」があります。

 

ショックロスは施術後1ヶ月〜4ヶ月の間で既存毛がゴソッと抜ける現象です。個人差が激しく、まったく抜けない人や気にならない程度の人から洗髪した時、手に抜け毛がまとわりつくほど抜ける人もいますが、実際には既存毛全体の10〜15%しか抜けていません。

 

ショックロスが起きる原因ははっきりと解明できたわけではありませんが、自毛植毛の施術による頭皮の刺激が既存毛のヘアサイクルを早めただけという説が有力で、1年も経てば元に戻ることからトラブルではないため、医師による対処法もありません。

ショックロスが起きても慌てず、自然に生えてくるという鷹揚な気持ちでいてください。

 

まとめ

医師の未熟な技術によるトラブルは発生すると対処が困難ですが、副作用やリスクは時間の経過と共に治まります。

ショックロスで薄毛になった思ったらケラチンパウダー(人工毛のふりかけ)を自毛が生えてくるまで使えば薄毛を隠すことができますし、施術後は1週間の休養を取るようにスケジュールを組めば顔や瞼の腫れも完全に引いて他の人に知られることはありません。

自毛植毛はリスクが少なく、それでいて薄毛やハゲにもっとも有効な対処法なのです。

信頼できるクリニックを選びさえすればトラブルの心配なく安心して施術を受けることができます。

 

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