植毛

植毛にはどれほどのデメリットがあるのか?

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薄毛で悩む人に取って植毛は福音です。

薄くなった部分がふさふさになるだけですが、それだけで悩みが解消され、以後、薄毛で悩む時間がなくなり、アクティブに行動できることを考えると自分次第で人生の可能性が大きく広がります。

薄毛でも植毛に対して不安を覚える人は、そんなおいしい話ばかりではなく何かしらデメリットがあるはず、という疑念を持っている人もいるでしょう。

このサイトの運営スタッフで植毛の経験を持つ私が断言します。

植毛には可能性が広がる大きなメリットはあってもデメリットが見当たりません。あえて言うなら費用が高いことと施術後跡ぐらいなものです。術後跡は時間の経過と同時に消えていくので正確には一時的なデメリットですね。

ただし、植毛はクリニックによる施術なので、それに伴うリスクは生じます。そこで今回は「植毛にはどれだけのデメリットがあるのか?」と題して、デメリットと施術におけるリスクをくわしく解説します。

植毛のデメリットは一時的なもの!リスクは回避できる

リスクは日本語になおすと危険性になりますが、概念としては危険の原因が存在し、それが現実となる可能性がある、と解釈するのが正解です。

つまりリスクは危険の可能性があるというだけで、それが現実となればデメリットとなるものの、誰にでも起きるわけではありません。

 

そうです、植毛に関する危険の原因はクリニックや医師の選び方次第で限りなくリスクを減らすことができるのです。

 

またリスクは起こる確率が低くても被害が甚大であればリスクは高く見積もられますが、植毛に関しては確率が低い上に被害は小さく、クリニックによってはリスクに対する補償を設けているところもあるので、リスクは小さくなります。

植毛のリスクを情報として仕入れておけば植毛に対する不安を払拭でき、クリニックや医師を選ぶことでリスク回避が可能になるので安心して植毛施術を受けることができます。

 

植毛施術方法における術後跡のデメリットとリスク

植毛の施術方法は頭皮をメスで切り取り、ドナーとするFUT法と頭皮から毛包を抽出するFUE法があります。

この2種類のうち、術後跡の一時的なデメリットが発生するのはFUT法。

FUT法は薄毛の広い面積に対して有効ですが、頭皮にメスを入れるのでどうしても術後跡が残ってしまいます。

 

ただし、どれくらいの範囲の頭皮をドナーにするのかという個人差にもよりますが、一般的には縦数ミリ程度、横数センチ程度で植毛後、髪全体を短くしない限り目立つことはありません。また術後、半年もすると術後跡はかなり薄くなります。

 

FUT法に比べてFUE法はパンチブレードという植毛用の機械を使って毛包を抽出するので術後跡が残りません。毛包を抜いた部分が赤くなってブツブツ状態の頭皮になりますが、2〜3日でかさぶた状態になり、10日も経てばかさぶたが剥がれ、まったく目立たなくなります。

 

術後跡のデメリットはどちらも一時的なものですが、FUT法の場合、医師の腕によってドナーとなる毛包の数が減るというリスクがあります。

 

FUT法は切り取った頭皮を顕微鏡で見て、毛包(これを植毛では株またはグラフトと呼びます)を1つずつ取って移植するので素早くやらないと頭皮のグラフト細胞が死んでしまい、移植できなくなります。

 

したがって技術力のない医師がFUT法を行うと多めのグラフトを獲得するするために頭皮の面積を予め大きめに取ることがあります。面積が大きくなれば術後跡も目立つので、技術力のある医師を選ぶことがリスク回避につながります。

 

施術後に起きる5つの副作用

FUT法、FUE法ともに外科手術ですから、術後は身体に副作用が出ます。

後遺症という類ではなく一時的な副作用なので時間の経過とともに治まります。

 

ただし長く続く場合は医師に相談してください。

 

副作用は以下のようになります。

 

▼顔やまぶたの腫れ
植毛の際、頭皮に部分麻酔を行います。この麻酔の影響で術後、顔やまぶたの腫れが出る場合があります。

▼後頭部が突っ張った感じになる
これはFUT法で植毛した人だけが感じる副作用です。頭皮を切り取り、その部分を縫合した結果、突っ張った感じになりますが時間の経過とともに皮膚が伸びて解消されます。

▼術後に痛みがある
術中の麻酔が切れると人によっては頭部に痛みを感じる場合があります。我慢できないほどの痛みではありませんが、痛みで仕事や勉強に集中できないという人は痛み止めを服用してください。痛みは少しずつ治まり、2〜3日で消えます。

▼痛みが治まると猛烈に痒くなる
この副作用は植毛をしたほとんどの人が経験します。いくら毛包が小さいとはいえ、200グラフト以上にかさぶたができているのですから痒みも当然。ただし絶対に掻かないでください。植毛が定着していないのでグラフトごと抜けてしまうこともあります。

▼術後すぐに汗を大量にかくなど移植部分に刺激を与えると定着が弱まる
外科の施術は傷口の安定が求められます。術後は安静にして移植部分の定着を心がけてください。激しいスポーツや激辛料理は厳禁。もちろんお酒も1週間は我慢してくださいね。

 

施術後に抜け毛を発見しても不安になる必要はない

植毛における不安材料として上げられるのが術後の抜け毛です。

 

抜け毛のパターンは2種類あります。

 

ひとつは移植したグラフトからの抜け毛。せっかく移植したのにそこから毛が抜けてしまい、施術前と変わらぬ状況になると施術失敗?と思いがちですが、グラフトから生えている毛が抜けるのは単なる毛髪サイクルの一環に過ぎません。

 

もうひとつはショックロス。術後、元来生えていた毛髪、既存毛が普段の抜け毛のペースより早くなる症状のことです。言葉の響きは強いのですが、こちらも施術や麻酔の影響で抜けただけの一時的な症状で、毛髪サイクルが早まっただけのことです。

 

植毛のリスクであることは確かですが、 どちらもそのメカニズムをしっかりと把握しておけば不安材料になることはありません。

その理由について詳しく解説していきたいと思います。

 

移植した毛包からの抜け毛は「退行期や休止期状態の毛」

「植毛施術を行ったのに毛が抜け、しかも植毛部分が以前と変わらない…」

 

このような状況になれば誰でも不安になるのは分かります。

 

しかし、植毛施術は毛髪を移植するのではなく、毛包を移植するのです。

 

一般的に髪の毛と呼ばれているいるのは頭皮から上の毛幹の部分。髪が伸びるのは毛幹ではなく、毛幹の根元にある毛球部分で、ここが細胞分裂することによって毛幹を押し上げているのです。

毛球はずっと細胞分裂を続けるわけではなく、4〜6年の成長期を過ぎると退行期に入り、その後休止期になります。この時期に抜け毛が起きるわけですね。そして抜けた後、新たに毛球が作られて髪が伸びるのです。

植毛はこのサイクルを薄毛の部分で実現させるために、毛根が含まれた元気な毛包を移植します。

 

したがって移植部分からの抜け毛は移植したすべての毛包からではなく、すでに退行期や休止期に入っていて、いつ抜けてもおかしくない毛が抜けるだけです。

 

当然、移植した毛包では新しいサイクルで生まれた毛球が育っていくので、3〜4ヶ月すると目視できるほど毛が生え揃うので、移植部分から抜け毛があっても心配しないでくださいね。

 

既存毛が抜けるショックロスはヘアサイクルを一時的に早めた結果

ショックロスを医学用語で言うと「手術後に見られる既存毛の一時的な抜け毛の増加」となります。

この医学用語からも分かるように、植毛の施術や麻酔による抜け毛は一時的なものに過ぎません。

 

ショックロスで抜けた毛の分量は、薄毛の人はどうしても「ごっそり」感を持ちますが、実際は既存毛の10〜15%といわれています。既存毛の部分は密度が濃いわけですから、そこから最高15%が抜けてもじつは目立たない程度なのです。

 

本人は薄毛に対して敏感なので、たとえ15%が抜けても薄くなったと感じることはありますが、ショックロスは毛根までなくなるわけではないので、新しい毛球が育ち、移植した毛包から伸びる新しい自毛と同じペースで伸びてきます。

なぜショックロスが起きるのか?という疑問はまだ医学で解明されていませんが、毛包を移植した際の炎症や麻酔がヘアサイクルを一時的に早めているのではないかと推測されています。

 

ショックロスは植毛をするほとんどの人に発生しますが、例外なく元通りの毛髪育成状態に戻っています。

 

医学的に見ればたいした問題ではないので、ショックロスの対策方法が研究されていない、とも言えますね。

 

まとめ

デメリットやリスク、と聞くとどうしても及び腰になるのは植毛に限ったことではありません。

確かに大きなデメリットやハイリスクに関しては実行まで慎重を重ねるべきです。

しかし植毛は医師が行う外科の施術として完成された領域にあり、大きなデメリットやハイリスクは見当たりません。自分で何か実行しなければならないとしたら失敗の不安も残りますが、実際に施術するのは腕の確かな医師なので施術中はクリニックの椅子に座っているだけです。

ちなみに局部麻酔で施術中、テレビを見たり雑誌を読んでいても構わないクリニックがあります。

何事もデメリットやリスクを恐れていては前に進むことができませんね。

とくにメリットが大きい場合はなおさら。

植毛の大きなメリットを享受するためには、ただ、決断すればいいだけのことです。

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