植毛 知識

植毛って数年後もメンテしなくてもいいものなの?

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メンテナンスには維持や保守といった意味の他に点検、手入れなどの意味も含まれており、日本語ではむしろ後者で使われるケースが目立ちます。

メンテナンスを自毛植毛に当てはめた場合も後者になりますね。

自毛植毛に果たしてメンテナンスは必要でしょうか?自毛植毛はメンテをすれば何年持つのでしょうか?

そこで今回は「植毛ってメンテなしで数年後も大丈夫?」と題し、このサイトの運営スタッフであり、自毛植毛の経験者でもある私が自毛植毛施術後のメンテと数年後はどのようになるか解説します。

植え込むのはAGAの影響を受けにくい株だから数年後も安心!

自毛植毛の施術を行った場合、個人差はあるものの数年後でもまったく変わらない元気な髪が生えているはずです。

自毛植毛の施術にはパンチグラフトという専用器具で株を採取するFUE方法と、頭皮の一部を切り取ってそこから株を採取するFUE方法がありますが、採取する場所はどちらもAGA(男性型脱毛症)の影響を受けにくい後頭部や側頭部です。

額の生え際や頭頂部の株はAGAの影響を受けやすいので薄毛になります。しかし、そこにAGAの影響を受けにくい株を植え込むわけですから移植した数年後も側頭部や後頭部と同じように元気な髪が生えるわけですね。

 

したがって、自毛植毛した部分は数年後でも側頭部や後頭部と同じ髪質を保つことができます。

 

ただし、メンテはまったく不要か、というとそんなことはなく既存毛と合わせてケアすることが大切です。

 

頭皮の炎症は“抜け毛”の原因

抜け毛の原因はAGAだけではありません。頭皮の炎症も抜け毛の大きな原因となります。

頭皮の毛穴からは皮脂が出ます。これは毛のキューティクルを保護するための役割を持っていますが、タンパク質なので雑菌のエサにもなります。また頭皮は髪による保温性もあるので皮脂をきちんと洗い流さないと雑菌が繁殖し、毛穴まで入り込んで炎症を引き起こします。

 

既存毛が抜ける程度の炎症であればまだいいのですが、炎症が進むと毛母細胞まで傷つけてしまい、その株からは二度と毛が生えなくなってしまいます。

 

皮脂が頭皮に残るのは脂性の人に見られるパターンで、逆に乾燥肌の人の場合は皮脂がフケになって残ります。フケであっても雑菌のエサになることに変わりありません。雑菌の繁殖による炎症は既存毛だけでなく、当然、植毛した部分にも起こります。

自毛植毛した数年後、頭皮を不潔にしていたことで植え込んだ株の部分が再び薄毛になってしまった例はけっして少なくありません。

 

数年後も健康な髪を維持するためにも頭皮を清潔にするケアを忘れないようにしてください。

 

なお、抜け毛は生活習慣や食生活の乱れでも発生します。

栄養過多でも栄養失調でも毛母細胞と結びついている毛細血管が詰まってしまい、元気な髪を育てるための栄養が届かなくなります。規則正しい生活やバランスのよい食事を取ることも、数年後まで髪をフサフサにしておくためのケアです。

 

「離れ小島」を防ぐためには既存毛のケアが大切!

施術を行ってから数年後、再び植毛施術をしなければならないケースがあります。

 

そのひとつが「離れ小島」現象。

 

額の生え際や頭頂部だけの植毛施術を行った数年後、植毛部分だけに元気な髪が生えたままで。その周囲がAGAによって薄くなり、はっきりと境目ができてしまった状態です。

その境目が目立つので数年後、自毛植毛を行う必要が出てくるわけですね。

 

つまり数年後のことを考えるのであれば自毛植毛の部分だけでなく既存毛のケアも大切なのです。

 

施術を行うクリニックは患者の頭皮の状態を見て数年後には「離れ小島」になる可能性がある場合、必ずAGA治療薬を勧めます。AGA治療薬による発毛効果は個人差があるので確実ではありませんが、既存毛の維持、メンテナンスにはほとんどの人に効果が見られます。

数年後、既存毛のケアを怠ったばかりにまた高い費用を払って自毛植毛するのはもったいない話。数年後でも元気な髪を保つために、「離れ小島」になりそうな人はAGA治療を続けてください。

 

なお、AGA治療薬を医師の処方箋ではなくネットの輸入代行店から外国製の治療薬を購入する人がいます。AGA治療薬には副作用があります。個人で海外の治療薬を服用または塗布して副作用が起きた場合、その責任は輸入代行店や輸入元が取ることはありません。

 

安全のためにもAGA治療薬は医師の処方箋に従ってください。

 

まとめ

自毛植毛は植え込んだ株から元気な毛が生えてきたら、増毛やウィッグと違って特別なメンテを必要とせず、自由なヘアスタイルを作れるところが最大のメリットです。

しかしクリニックの医師が未熟な技術だと、事前カウンセリングでデザインした通りに仕上がらなかったり密集度にバラつきがあったりします。またFUT方法の施術では縫合跡が雑だったという例も稀にあります。

そのような状態になると失望感が大きくなるので他のクリニックで再施術ということも考えられます。

数年後でも自然なヘアスタイルを保ち、メリットを最大限に活かすためには、慎重にクリニックを選んでください。

 

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