植毛 知識

植毛した部分を染める際の注意点

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薄毛になって頭皮が目立ってしまうため、ヘアカラーで染めてごまかそうとしたら返って頭皮の地肌が目立ってしまった、こんな経験は薄毛で悩む人なら1度や2度はあるはず。

確かに黒い毛髪よりも茶髪にすれば地肌に近い色になるので目立たないと思いがちですが、ヘアカラーは毛を傷めるので薄毛の人の場合、さらに毛が細くなって地肌が目立ってしまうのです。

自毛植毛して薄毛が目立たなくなれば、毛染めも思いのまま。

ただし、注意点を怠ると毛染めが悪影響を与える可能性があります。

そこで今回は「植毛した部分を染める際の注意点」と題し、このサイトの運営スタッフの1人である私が植毛部分の毛染めにおける注意点について解説します。

株が定着するまで頭皮に刺激を与えてはダメ!

自毛植毛の施術後、毛染めで絶対にやってはいけないことがあります。

 

それは「移植した株が定着する前に植毛した部分を染めること」です。

 

毛を染める方法にはヘアカラー、ヘアマニュキュア、一時染毛と3種類ありますが、いずれも厳禁。移植した株は定着前だとわずかな刺激でも抜け落ちてしまいます。

株が抜け落ちるのを避けるために、定着前は運動や飲酒を禁止するだけでなく洗髪の仕方にも細心の注意を払うように指示されているのです。

 

いずれの方法でも染める際、毛髪をいじって刺激することになります。せっかく高い施術費用を払ったのに、毛染めをしたいという欲求のために植毛部分を台無しにしてしまっては泣くに泣けません。

 

毛を染めるのは植毛した株が定着するのを待ってから行ってください。

もっとも、定着前はFUE方法で施術した場合、株から生えている毛先がほとんどないので毛を染める意味がありません。FUT方法は株から毛が生えたまま移植しますが、株を移植した段階で生えている毛はヘアサイクルの休止期に入るので1〜2ヶ月後には抜け落ちてしまい、こちらも染める毛がムダになります。

 

新しい毛が生えてきたらまずはカットしてヘアスタイルを整える

植毛した株が完全に定着するまでは個人差があるものの、概ね2週間から4週間かかります。この間を過ぎれば毛を染めるのは可能になりますが、前述したように植毛部分の染める毛はほとんど意味がありません。

また既存毛に毛染めしても植毛部分から元気な髪が生えてきたら毛染め部分と新しい毛の色が違ってしまい、見栄えがよくありません。

 

染める部分に植毛部分を含めるなら植毛部分から元気な新しい毛が生え、既存毛との区別がつかないくらい長くなってからの方が効果的です。

 

既存毛と区別がつかなくなれば美容院や理髪店で好きなヘアスタイルにカットすることができるので、その際、毛を染めるのも一緒にやってもらえば自然な仕上がりが期待できます。

植毛した部分から生えた毛が既存毛と区別つかなくなるまでの期間は、これも植毛面積と既存毛の長さという個人差があるものの、概ね9〜12ヶ月です。

 

それまで毛を染めるのは我慢した方が賢明ですね。

 

毛染めをする前に基本情報を把握しておく

自毛植毛の施術後、9〜12ヶ月経過してヘアスタイルを整えれば染めるのも効果的になりますが、その前にどのような方法で染めるのか決めておく必要があります。

 

2つの薬剤を使うヘアカラーは永久的に毛の色を染めることができる方法です。

 

最初に使う薬剤には毛を染める色の染料とアルカリ剤が入っており、アルカリ剤が毛の表面にあるキューティクルを開いて染料を内部まで浸透させます。

2番目に使う薬剤には酸化剤が入っており、内部に浸透して毛の本来の黒い色を出すメラニン色素を分解、脱色させたところに染料と酸化剤が化学反応を起こして色を定着させます。

ヘアマニュキュアは毛を脱色せずに表面を酸性染料でコーティングする方法、一時染毛はヘアスプレーなどで色素の入った顔料を樹脂によって付着させます。

 

染める毛をもっともきれいに長い期間保たせたいのであればヘアカラーがベスト。

 

しかしアルカリ剤や酸化剤を使うのでアレルギー反応が起きる場合があります。またキューティクルを強制的に開くので髪の毛がかなり傷みます。

株を移植した部分には元気な髪が生えてきますが、既存毛が細くなって元気が失われている状態でヘアカラーを行うと既存毛のダメージが大きくなることを想定しておいてください。

 

まとめ

毛を染めるのは薄毛の時からの憧れ、という人であればすぐに仕上がりがきれいなヘアカラーを使いたいところですが、ヘアカラーはキューティクルが開いてしまうために手入れをきちんと行わないとまとまったヘアスタイルが維持できません。

またヘアカラーの薬剤が頭皮につくと炎症を起こす可能性もあります。

毛染めのは自分でもできますが、植毛したことを考えると9〜12ヶ月経過しているとはいえ最初は慎重に行いたいもの。

できればいきなりヘアカラーを使うのではなくヘアマニキュアから、しかも美容院でやってもらう方が無難です。

自毛植毛は増毛やウィッグと違って毛染めができるというメリットを持っています。だからこそ慎重に、植毛した部分を大切にして毛染めを行ってください。

 

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