植毛

各ブログで報告されている「植毛の失敗例」

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植毛の失敗例とはどのようなケースを言うのでしょうか?

医療機関のデータで植毛に関する失敗例といった集計はありません。

それどころか、年間の施術利用者数や1人当りの平均費用、平均回数などの基本的なデータすら作成されていません。自毛植毛を普及させるのであれば、こういった基本データをクリニック全体で集計してユーザーに与えることが大切ですが、現在のところ、そういった動きが日本に見られないのは残念なことです。

このサイトの運営スタッフである私は体験者ですが、やはり植毛を行う前には「失敗したら?」という不安がありました。

しかし集計データは植毛を行っているクリニック独自のケースが多く、広告的一面があることは否めません。

そこで調べたのが植毛体験者による失敗例のブログです。

今回は「各ブログで報告されている「植毛の失敗例」」と題し、個人で植毛に対する失敗例をブログにアップしている中から、事実を抽出して解説していきます。

失敗例には「主観的な不満」と「客観的に見た問題」の2つがある

ブログを調べていくうちに「失敗例」と称する内容は2つに分かれていることに気づきました。

 

1つは植毛のデザインが気に入らない、密集率が低いといった不満。もう1つは術後の体調の変化や傷跡、定着率の悪さといった事実を明確にブログで記していること。

 

前者の場合、施術が失敗したわけではなく本人の植毛のイメージと異なったために「失敗」と判断したわけですね。後者の場合は植毛によって体調が乱れ、しかも高い費用を払ってそれなりの効果が得られなかったので失敗と言えるでしょう。

 

失敗例を匿名とはいえ、ブログで公表するのは勇気の要ることです。

しかもブログで失敗例を公表する動機はほとんどが自分と同じ目に遭って欲しくないから、という親切心です。

 

ただし、ブログでの失敗例には主観と特例ケースが含まれ、失敗という不安要素が全体施術のどのくらいの割合を占めているのか、まったく不明です。この点からも植毛の集計データがあるとユーザーの安心度も変わってくるはずです。

 

このサイトのモットーは「安心と信頼」です。

 

したがって各ブログからは事実だけを抽出し、ブログの特定は表記していません。
あくまで参考情報ということをご理解ください。

 

失敗例#1「自分のイメージと違った植毛施術」

植毛技術が進んだ現在でもこのケースは後を絶ちません。

中でも海外で手術を行った場合に見られます。

日本人が韓国で植毛するケースはブログでもよく見られ、もちろん満足している人も多くいますが、その反面、仕上がりに不満を抱いている人は少なくありません。

それらブログでの失敗例を紹介します。

 

ブログ事例1▼事前に写真を送ってから植毛したけれどスカスカだった
韓国で植毛をする前、クリニックに頭部の写真を送って1000グラフトの移植を決めたけれど、頭頂部以外がスカスカで見た目、明らかに植毛したことがバレバレで再度韓国に渡航、さらに1000グラフト増やした。

ブログ事例2▼クリニックに行ったら予算を上回る植毛をされた
事前に写真を送って1500グラフトの植毛で十分と言われたので、その予算しか用意していなかったが、クリニックに行って医師が髪の状態を見たら2000グラフト必要と言われた。その場で帰るわけにも行かず、仕方なく予算超過分を支払って施術を受けた。

ブログ事例3▼日本の代理店に不満を言ったけれど…
額のM字部分を植毛したけれど、生え際が揃っていない。帰国後、どうしても満足できずに代理店へ不満を言いに行ったけれど、「200〜300グラフトは無料で行う、けれど渡航費は自分持ち」と言われた。韓国のクリニックに行って200〜300グラフトで終わるのか不安。国内で再施術しようと思っている。

 

韓国での植毛は渡航を含めても費用が安いというメリットがあります。
また上記ブログでの事例に関しては施術そのものに失敗はありません。

 

問題は医師との事前確認が取れていないことです。

 

国内であれば医師が直接患者を見て施術方法や植毛の単位、デザインを提案し、それに対して患者側から希望を言うなどカウンセリングでコミュニケーションを取ることもできますが、施術前にいきなり医師と会う状況ではコミュニケーションも不可能です。

安い費用にはそれなりの失敗リスクがあることを参考にしてください。

 

失敗例#2「客観的に見て施術が成功とはいえない特例」

自分の植毛体験で失敗例を画像にしているブログも多くはありませんが存在します。

それらのブログでの画像は客観的に見て、通常の施術とは異なる状況です。

文章を読んでいる限り、本人のその後のヘアケアに関係なく発症しているので明らかに失敗でもないが成功とは言えないケースです。

それらブログ記事の中から事実を抽出してその原因を探ります。

 

失敗でも成功でもないケース1:「FUE法で施術したら採取した部分が明らかに薄くなっている」

当事者の施術前と施術後のブログ画像を見ると明らかに薄くなっているのが分かります。同じアングル、同じ照明なのでこれはFUE法で採取したグラフトが多すぎると判断できます。

FUE法は元気な毛包をパンチグラフトという器具でひとつずつ抽出し、植毛します。男性ホルモンの影響を受けにくい後頭部から広い範囲で採取するため、薄毛が目立たないというメリットを持ちます。

ただし、採取する数には制限があります。広範囲へ移植するといっても1回の採取数は時間的制約もあるので1000グラフト程度。長時間の施術でも2000グラフトが限度といわれています。

医師によっては植毛技術が未熟なため、グラフトを予備のつもりで多く採取した可能性があります。

 

失敗でも成功でもないケース2:「FUT法で施術したら縫合周囲の毛が生えてこない」

ブログには画像が掲載されており、髪を上げたところには痛々しく赤くなった縫合跡と、その周囲に広く白い地肌が広がっています。

施術後、3ヶ月目のブログ画像なのでショックロスの可能性もありますが、やはり当事者としては不安がいっぱいなのでブログに画像をアップしたことが想像できます。また白く広がっている範囲はFUT法にしても幅が広く、相当数のドナーを採取したことが伺われます。

FUT法のメリットは広範囲へ移植するためのドナーを効率よく採取できることですが、やはりFUE法と同じく限度があり、髪が伸びなくなれば傷跡は目立たなくなるという理屈で移植数よりも大幅に採集数を多くする医師もいます。

この当事者の例はその典型といえます。

 

失敗でも成功でもないケース3:「医師と事前確認した植毛本数と明らかに発毛数が異なる」

当事者は施術前と施術後の頭頂部画像をブログで掲載しています。2000グラフトを植毛したと記載していますが、明らかに2000グラフトに満たない毛量であることが分かります。

施術はFUT法で、一般的には毛包の定着率は80〜95%といわれていますが、画像を見る限り頭頂部の毛髪状態からは2000グラフトの植毛が感じられません。

これは医師の失敗でしょうか?

たとえば毛包を移植する際、ドナー採取から移植するまで時間をかけてしまうとドナーが弱ってしまい、移植しても育毛できないことがあります。これは医師の失敗に相当しますが、低発毛に関しては特例が多く、その原因すべてが解明されていません。

毛包が確実に着床して技術的には問題がなくても患者の体質によって定着率が左右する例は少ないと言われていますが皆無ではありません。

この定着率に関しては植毛をする人すべてに共通するリスクといえます。

 

まとめ

施術の結果による不満は新たに植毛をする、あるいは事前に医師とコミュニケーションを取り、カウンセリングを受けることで回避できます。

しかし客観的な症状は事前回避が不可能です。

 

ひとつだけ失敗しない方法があるとしたら、それは信頼できるクリニックを選ぶことです。

 

植毛の外科出術は歴史が浅く、統一した組織は1993年の国際毛髪外科学会が最初です。植毛技術は進歩していますが、その技術をすべての医師が収得しているとは限りません。

玉石混交の状態だけに薄毛で悩む人にはクリニックを選ぶのが難しいところですが、その判断材料として上げられるのは浅い歴史の中でも比較的長く植毛施術を行っているクリニックを選ぶことです。

植毛に関して長く施術していれば技術的な蓄積が多く、しかも失敗例が少ないから続けていられると推測できます。

とはいえ、クリニックの評判が高くても所属している医師すべてが信頼できるとは限りませんね。

 

カウンセリングで話してみて、直感的に信頼できると感じる医師を探してください。

 

失敗を避けるだけでなくきれいな仕上がりを求めるためにも、これが最善策です。

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