植毛 知識

はたして植毛は何年もつのか?

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自毛植毛はAGA(男性型脱毛症)による薄毛やハゲに最適な対処法です。

しかし、AGAで薄くなった部分に自分の毛を植えてもまたAGAの影響ですぐに抜け落ちてしまうのではないか、何年もつか?という疑問を持っている薄毛やハゲの人もいます。

自毛植毛した株から生える毛は何年もつのか?

この疑問はAGAと自毛植毛のメカニズムをおさらいすることで解消できます。

そこで今回は「はたして植毛は何年もつのか?」と題し、自毛植毛の施術によって生えた自毛が何年もつのか、このサイトを運営しているスタッフの1人である私が検証していきます。

移植した毛根は何年もつというより死ぬまで生え続ける

結論から言うと、理論的には健康体である限り、何年もつというより死ぬまで生え続けます。

 

これは若年層とか中高年層といった年齢に関係ありません。施術を受けた人は同じように生え続けます。

 

AGAによる薄毛やハゲの人はもう1度、その部分を観察してください。額の生え際や頭頂部だけが薄くなったりハゲたりしていて、側頭部や後頭部は毛がフサフサになっているはずです。

スキンヘッドにしている男性を見かけても側頭部や後頭部は青々としており、いわゆるバーコード頭も側頭部の毛を伸ばして額の生え際や頭頂部を隠すからバーコード状になるわけですね。

男性ホルモンのテストステロンは男性的な体つきを作ることに役立っていますが、その一部が毛根の底部にある毛乳頭細胞の中に入り込み、5α−還元酵素Ⅱ型と結合するとジヒドロテストステロン(DHT)に変化、このDHTが毛乳頭細胞のレセプター(情報を受取るための器官)と結合すると毛乳頭細胞は役目が終わったと判断します。その結果、ヘアサイクルが行われなくなり、薄毛やハゲになっていくわけです。

 

このDHTによるAGAは男性ホルモンのテストステロンが作用する毛根以外では進行しません。

 

つまり額の生え際といった前頭部や頭頂部は男性ホルモンが作用するので薄毛になりますが、側頭部や後頭部の毛根はテストステロンの作用がないのでフサフサのまま生え続けているのです。

 

側頭部や後頭部の毛根はAGAの影響を受けない

自毛植毛の施術は側頭部や後頭部といったAGAの影響を受けない毛根(自毛植毛ではこれを株またはグラフトと呼びます)を移植します。

たとえAGAの影響を受けていない毛根でも、AGAが発生する前頭部や後頭部に移植したら、また何年もつか分からない、という疑問が発生するのは当然の話。

 

しかし側頭部や後頭部は女性ホルモンのエストロゲンの影響を受ける組織なので、男性ホルモンのテストステロンを受けつけません。テストステロンを受けつけなければDHTに変化もしないため、細胞が終わりの合図を受け取らないので何年もつというよりも死ぬまで生え続けるのです。

 

高齢者の中には白髪になっていてもフサフサの髪の毛を維持している人は多くいます。

これらの人は前頭部や頭頂部も男性ホルモンの影響を受けなかったためにフサフサの状態になっているのです。

自毛植毛のイメージは何年もつ?という疑問ではなく、これら高齢者の実例を参考にした方が分かりやすいでしょう。

 

施術後は髪の毛を健康にする生活習慣を身につける

基本的に自毛植毛の施術で何年もつか?という疑問や不安は不必要です。

しかし自毛植毛の施術後、患者の行動によっては何年もつという疑問や不安は生じてきます。

 

たとえば施術当日、自毛植毛した嬉しさで祝杯を上げればせっかく植毛した株が抜け落ちてしまい、何年もつというよりも即日に定着率を悪くします。

 

注意事項を守り、自毛が株から生えてきたと思って安心するのも早計。

抜け毛はAGAだけでなく生活習慣の不規則や乱れた食生活でも自律神経が変調を起こすことによって発症します。またヘアケアを怠るのも何年もつという疑問を生じさせる結果になります。

頭皮を不潔にしていると汗やホコリによって雑菌が繁殖しやすくなるので注意すべき。

 

雑菌は毛根から出る皮脂を栄養とするため、毛根へ入り込んで毛乳頭に炎症を起こし、やがて細胞を死滅させてしまいます。

 

これら患者自身の不注意や怠慢による行動は植毛した部分が何年もつこともなく、再び薄毛やハゲになる可能性は十分にあるのです。

薄毛やハゲの部分に植毛したからといって安心せず、自毛植毛と既存毛が健康に育つ環境を作るための生活習慣を身に着けてください。

 

まとめ

自毛植毛した部分が何年もつか、それは施術を受けた患者本人の行動が大きく関わってきますが、前頭部や後頭部に既存毛が残っている場合、それらの既存毛はAGAが影響するので何年もつか分かりません。

既存毛が薄くなると、移植した部分との境界線ができてしまい、毛髪は「離れ小島」の状況になります。

AGAの影響する部分にまだ毛が残っている人は「離れ小島」にならないように医師はAGA治療を勧めるハズです。せっかく自毛植毛したのだからAGA治療は必要ない、と思わず医師の勧めに従ってください。

AGA治療を怠ると自毛植毛部分が何年もつにしても、再び別の部分に植毛しなければならないハメになります。

 

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