植毛 知識

つむじ部分のみを植毛することは可能?

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頭部のやや後ろ、つむじの部分は中心の地肌が見えているだけに薄毛の心配が多くなるポイントです。

とくに頭頂部から薄くなるⅡvertex型AGA(男性型脱毛症)の人はつむじ部分に毛がなくなるのではないか、と心配も高まりますね。

薄毛対策に自毛植毛は有効な手段。

しかし薄くなったつむじ部分だけに植毛することはできるのでしょうか?

そこで今回は「つむじ部分のみを植毛することは可能?」と題し、このサイトを運営しているスタッフのⅠ人である私が、つむじ部分が薄くなっている人の不安や悩みを解消します。

つむじの植毛は医師の技量が問われる

結論から先に言うと、つむじの自毛植毛は可能です。

 

ただし、額の生え際や頭頂部に比べると自毛植毛の施術をする医師の技量が仕上がり具合を大きく左右するポイントなので、医師選びが大切です。

自分のつむじは鏡を2枚使わなければ見えませんが、他の人のつむじは薄毛の人ほど気になるもの。

よく観ると、いろいろな形があることに気がつくはずです。右回転や左回転、きれいに渦を描いているのもあれば、どこが中心点か分からないほどグチャグチャの渦、さらに1つだけでなく2つの中心点を持つつむじもあります。

形は人の数だけ存在しているといっても過言ではありません。

つむじは頭髪の発散点、つまり赤ちゃんの時に最初に毛が生えてくる場所なので、その人の頭の形や育ち方で変わってくるわけですね。

 

したがって既存毛の流れを考慮した正確なつむじの形を自毛植毛の施術で再現しないと不自然な仕上がりになってしまうのです。これが、つむじ部分だけに植毛する際、医師選びが大切という大きな理由です。

 

審美目的だからこそ美しい仕上がりが求められる

自毛植毛の施術は毛が生えている部分の毛根(自毛植毛ではこれを株、またはグラフトと呼びます)を採取して薄毛やハゲの部分に移植します。

メスを使わない自毛植毛をセールスポイントにしているクリニックもありますが、採取した毛根を移植する際はメスを使って頭皮にスリットを作るか、または小さい穴を開けるので結果的には頭皮を切ることになるため当然、外科手術のカテゴリーに属します。

しかし、単純に株を採取して他の場所へ植え替えるのが自毛植毛ではありません。

患者の頭皮や薄毛の状態を把握してヘアデザインに関する希望を聞き、そのヘアデザインを実現するために技術を駆使するのが自毛植毛です。

 

自毛植毛は生命に関わる外科手術ではなく、QOL(クオリティ・オブ・ライフ:人生に幸福を見出すための概念)の審美目的なので健康保険は適用されません。その分、審美目的が果たされなければ自毛植毛の目的そのものが失われることになります。

 

薄くなったつむじ部分へ株を移植する際、単純に濃くなるために移植するのではなく、自然な仕上がりに見せるためにはどのような角度で移植するのか事前に確認し、それを実行するのが優れた自毛植毛の医師なのです。

高い施術費用を払ったのに、つむじ部分の自毛植毛が不自然になると既存毛とのバランスが悪くなって自分の好みのヘアスタイルができなくなってしまいます。1度移植した株は定着すると修正が効きません。費用をムダにしないためにも慎重にクリニック選びを行ってください。

 

施術費用は「移植する株数」と「採取する方法」による概算が基本

健康保険が効かない自毛植毛、果たしてつむじの部分だけでどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

 

施術は基本的に採取する株数と採取する方法で費用が異なります。

 

つむじ部分は額の生え際や頭頂部と違って地肌が直接見えているので既存毛と重ねわせることが難しいため、他の部分よりも株数を多く必要とします。つむじ部分の薄毛状態や面積にも因りますが、一般的につむじ部分だけで改善を目的とするのであれば500〜600株程度ボリュームを持たせるのであれば1,500株前後必要になります。

 

株を採取する方法にはFUE方法とFUT方法があります。

 

FUE方法はパンチグラフトという専用器具で毛根をくり抜き、FUT方法はAGAの影響を受けない側頭部や後頭部の頭皮一部を薄く切り取ってドナー株を採取します。

FUE方法は頭皮を切らずに株を採取できますが定着率(植え込んだ株が正常に機能すること)が若干、悪くなるというデメリットがあり、FUT方法は切り取った部分の縫合跡が残るけれど定着率が高いというメリットを持っています。

 

費用はFUT方法が若干低めになっていますが、クリニックによって変わるので必ず事前確認してください。500〜600株であれば40〜60万円、1,500株であれば100〜120万円が目安です。

 

まとめ

自毛植毛の施術費用が異なるのは自由診療(病院が料金を自由に決めることができる制度)であることが理由です。上記の費用よりも安い、あるいは高いクリニックもありますが、費用だけで医師の技術が決まるわけではありません。

自毛植毛の施術を行う前には必ず事前カウンセリングがあります。ここで医師ではなく事務員や看護師が対応するようなクリニックは避けた方が賢明です。

医師が丁寧に施術を説明、患者の質問に対しても細やかに答えてくれるようなクリニックであれば施術を受けても安心できる候補に入ります。

数件のクリニックを回って事前カウンセリングを受け、信頼できると思ったクリニックを選ぶようにしてください。

 

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