植毛

くせ毛でも自然な植毛ってできるの?

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いわゆる天然パーマでもAGA(男性型脱毛症)が進行する人は当然ながら存在します。

天然パーマでなくとも髪が跳ねる、捻れるといったくせ毛の悩みを抱えていて、なおAGAが目立つようになると自毛植毛という対応策が思い浮かびます。

が、その時に気になるのが、「自毛植毛したらその部分だけ直毛になってヘアスタイル全体がアンバランスになるのではないか?」ということ。

このサイトのスタッフの1人である私も天然パーマというほどではありませんが、やや波打つ波状毛だったので不安はありましたが、結果から言うと植毛部分の毛も波状毛になり、全体的なバランスが崩れることはありませんでした。

そこで今回は「くせ毛でも自然な植毛ってできるの?」と題し、さまざまなタイプのくせ毛の検証と自毛植毛の施術方法について説明します。

自毛植毛の施術を受ける前にくせ毛の基礎知識を備えておく

「くせ毛」と一言で表しても、その状態や原因はとても複雑で個人差があります。

くせ毛の悩みを抱えている人の数だけ状況が変わるといっても過言ではありません。

 

くせ毛を矯正したいと言うのであれば自毛植毛だけのことではなく毛髪全体のことになり、くせ毛状態によって対処法が異なってくるのでここでは取り上げませんが、自毛植毛に限って言えば施術することによって髪全体のバランスが崩れることはありません。

 

ただし自毛植毛の医師の技術によっては若干の違いが出てくるので、予め毛髪の状態を事前カウンセリングで医師に話して自然な髪型にできるかどうか、確認することをおすすめします。

また自毛が育ってきた段階でのメンテナンスでも仕上がりが変わってきます。

育ってきた段階ではすでに自毛植毛の医師の手から離れているので自然な仕上がりをキープするためには自分自身の手入れ方法が大切になってきます。

 

原因はコルテックスやキューティクルの変形

髪が波打つようにうねっている波状毛、まとまりが悪く1本ずつがねじれている捻転毛、太い部分と細い部分がある連珠毛。

 

これらはすべてくせ毛とまとめられていますが、その理由は毛髪の中心にあるコルテックスや毛髪の表面にあるキューティクルの変形です。

 

変形といっても、まさにミクロの世界のことなので見て分かる範囲のことではありませんが、コルテックスにたわみができれば波状にうねるし、キューティクルが均一についていないと捻転することもあります。

 

コルテックスやキューティクルが変形するのは遺伝による先天性と私生活の乱れによる後天性が原因です。

 

どちらが原因だとしても頭皮の毛根すべてにくせ毛の症状が表れるのですから、改めて人体メカニズムの複雑さには驚かされますね。

 

遺伝性のものは毛根にくせ毛の情報が入っている

髪の毛1本1本を育てる情報は毛根の中にあります。

 

遺伝という先天性の場合、新しく生えてくる髪も毛根の情報によって毛の形が決まっています。

 

植毛施術は毛根を含めた株(グラフトとも呼びます)を、AGAの影響を受けにくい側頭部や後頭部から採取して薄毛やハゲている部分に移植します。したがってくせ毛の情報が入っている毛根は新しく移植されたところでも同じ形状のくせ毛を生やすのです。

くせ毛の人が自毛植毛の施術を受けても自然な髪型を維持できる理由のひとつですね。

では、後天性のくせ毛の場合はどうなるでしょうか?

 

後天性のくせ毛は偏った栄養やホルモンバランスの崩れで毛根に栄養が届かなかったり毛根が細くなってしまうことから発生します。つまり元気のない毛根ですね。

 

しかし移植する毛根は側頭部や後頭部といった元気のある部分です。

当然、植毛後にはアンバランスが生じると考えがちですが、株を移植したところから生えてくる毛は本来の形。

逆に後天性くせ毛はイレギュラーの形なので、移植した部分の毛に合わせて健康な毛に取り戻すようにヘアケアを行なってください。移植した株から正常な毛が生え揃うまで9〜10ヶ月かかります。

その間に後天性くせ毛になった原因を改善していけば2〜3年後には自然な形のヘアスタイルになります。

 

信頼できる自毛植毛クリニックを選べば自然な仕上がりになる

くせ毛の植毛は基本原理から考えれば自然な仕上がりの植毛が可能です。

 

ただし、くせ毛であるほど自毛植毛の医師の技術介入が大きくなり、逆に医師の技術が一定レベルに達していないと植毛したところがくせ毛になる場合もあります。

 

本来、ストレートだった自毛の部分に植え込んだ毛がくせ毛であると自然な仕上がりが難しくなってしまいますね。

クリニック選びは植毛施術を受ける人にとってとても大切なことですが、くせ毛の場合はその後の仕上がりを考えると他の人以上に慎重な選び方が求められます。

 

そのためには複数のクリニックを回り、カウンセリングを受けている段階でくせ毛の相談を必ずしてください。

 

医師がくせ毛の状態を判断して、自然な仕上がりを約束してくれるようなところであれば信頼できます。

 

優れた医師は必ず状態をカウンセリングで確かめる

医師の技術介入度が大きくなるのは株を植え込む時だけでなく、株を採取する段階にも表れます。

特徴として上げられるのが、頭皮に対して毛根が垂直ではなく斜めに向いていること。毛根から生えた毛は頭皮に出る時にどうしても曲がってしまうのでキューティクルが偏った形になったりコルテックスが歪んだりしてしまうわけですね。

毛根が斜めになっていると、パンチグラフトで株をくり抜くFUE方法あるいは頭皮を切り取って株をピンセットで取り出すFUT方法でも株を傷つけてしまったり毛根を切ってしまう場合があるのです。

 

くせ毛の患者ほど医師は毛根からどのように毛が生えているのか、カウンセリングの際に丹念に調べます。

 

これも適切な施術をする医師の見分け方のひとつです。

 

ロボット植毛機器など自動式で施術するクリニックを選ぶ

くせ毛の人は毛根が斜めになっているケースが多いため、全体的にくせ毛の方向性が生まれます。施術の際、この方向性を無視して株を植え込むとどうしても不自然な仕上がりになってしまいます。

方向性に合わせての植毛は医師の技術がもっとも分かるところですね。

 

自毛植毛の施術は手作業になるので技術介入が大きくなりますが、どうしても医師の腕を信頼するのが怖い、という人はロボット植毛機器やARTAS(アルタス)と呼ばれる機器を導入しているクリニックの選択をおすすめします。

 

これらの機器は倍率が高くても鮮明な画像を映し出す高性能CCDカメラが備わっており、毛根部分の形がはっきりと分かるようになっています。毛髪状態を判断し、手作業ではなくオートマチックで的確に株を採取するので毛根を切断することがなく、正確に素早く施術を済ませてくれます。

ただし、自動式といっても植え込む場所のデザインは予め決めておく必要があります。

たとえロボット植毛であってもカウンセリングが重要であることをお忘れなきように。

 

まとめ

自毛植毛の施術を行った後で、既存毛部分と植え込んだ株から生えた毛の質が違って不自然な髪型になる可能性は先天性の場合、ほとんどありません。

後天性にしても既存毛のヘアケアを行っていれば目立つことはありませんが、本人があまり神経質になると不自然に感じられることもあります。

その場合は植毛部分の毛が育った段階で他の毛と同じような角度でドライヤーを当てたりブラシで梳かすようにすることで自然な髪型になっていきます。

ストレートな髪に比べると、それだけで不自然なヘアスタイルになります。

植毛後、必要以上に神経を尖らせる必要はありません。

神経質になり過ぎると不安が慢性化してストレスになり、返って既存毛に悪影響を与えることもあります。植毛部分から生えた元気な毛を活かして、自分なりの自然なヘアスタイルを作り出してください。

 

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